メイドさん頼りなハノイの我が家
うちは、いわゆるコンドミニアム(分譲の集合住宅)の一室を、ベトナム人オーナーから借りて住んでいる。
日本人駐在員の多くが住むのは、家具家電付きの、コンドミニアムかサービスアパート。
サービスアパートの場合は、ホテルのように清掃/フロントサービスが付いているけれど、コンドミニアムには付いていない。
我が家のメイドさん
我が家は、週に3回、メイドさんに来てもらっている。
前任者の家もケアしていたメイドさんで、赴任当初からずっと、同じ人に来てもらっている。
メイドさんにやってもらっているのは、
そうじ、洗濯、アイロンがけ、洗い物、
そして家のトラブル時の対応。
(メイドさんは50代後半くらいです)
私は普段なら平日の昼間は職場なので、メイドさんと会うことは少ない。
けれど、最近は子どもの学校の休校で、メイドさんの仕事中に、家にいることが多い。
トラブル発生
今日もメイドさんがそうじしている中、家にこもって、子どもに学校の課題をやらせていると...
何やらピンポンが鳴って、大家さん夫妻登場。
なぜいらっしゃったのか、
事情がさっぱりわからない、私...。
何やら、メイドさんと大家さんはベランダへ。
私も様子を見に行くと、みんなで乾燥機を前にあれこれ言ってる。
メイドさんに身振り手振りで聞いてみると、どうやら、乾燥機が動かないようだ。
主な家具家電は大家さんの持ち物なので、修理の費用も手配も大家さん負担。
大家さんがどこかへ電話をかけて、しばらくすると...
またピンポンが鳴って、お兄さんが2人登場。
急に高まる、我が家のベトナム人・人口。
言葉が通じない人達が自宅に大勢いて、非常に肩身のせまい住人...。
ここまで私は何もしていない。メイドさん、ありがとう。
いざ修理
お兄さん達は乾燥機の背面をガッツリ開けて、何やらガチャガチャ。
↓理想の修理屋さんのイメージ
↓実際の修理の光景
直るのかな、これ...?
案の定と言うか...
20分程度で「直ったよ⭐︎」と兄さん達が引き上げていくも、その直後にメイドさんが試したら、うまく動かなかったようだ。
メイドさんが、怒り気味に電話で呼び戻し。
何をもって修理完了と思ったのか、わからない...。
大家さん再訪問。
↓
大家さんが電話で、修理屋さん達を呼び戻し。
↓
修理屋さん再訪問。
大家さん、一旦帰宅。
↓
しばらくガチャガチャ。
↓
大家さん再再訪問。
メイドさんと大家さん、待機。
(メイドさんの本日の残りの仕事は、乾燥機を回すのみ)
そんなことになってるうちに、お昼の時間に。
ベトナム人の皆さんが働いたり待機してたりする中、気まずい思いで、子どもと2人、お昼ご飯を食べた。
結局、大家さんの再訪問から1時間くらいで、修理完了。
大家さんと修理屋さんが帰ったあと、乾燥機が無事に使えたのを見届けてから、メイドさんも帰っていった。
普段、私が家具家電の不具合に気付いて、メイドさんへ修理をお願いすることもある。
けれど、住人不在の間に、メイドさんの取り仕切りで、他にもいろいろメンテナンスしてもらってるんだなと、わかった。
メイドさん、今日もありがとう!
本帰国の予定は未定だけど、我が家がハノイにいる間は、このままうちに来てほしい。
追記:↓めでたしめでたしで終わりませんでした…。