ハノイのお肉事情〜ソウルマーケットで薄切り肉のデリバリー
ベトナムは宗教上の決まりで食べられないものはあまりなく、ありがたいことに、お肉は牛も豚も鶏も手に入る。
でも、日本でよく見る、使いやすい形になっているものは、少ない。
【2021/5月改稿:お店の場所や注文の書き方など、追加しました。】
ベトナム・ハノイのスーパーのお肉事情
スーパーでは、牛、豚、鶏どころか、あひる、烏骨鶏、鴨(バリケン)なんかも売られている。
日本より精肉の種類は多いけど、ブロック肉や骨付き肉が主流。
牛肉はどーんとブロック。
(写真は切り売りだけど、小分けパックもある。)
ベトナム産の牛肉は、赤身で固いお肉が多い。
豚肉もどーんとブロック。
こちらもやや固めで、皮付きで売ってる。
バラ肉はたまに、煮込み用に買ってる。
最近は、牛と豚はひき肉も買えるけど、合びき肉はない。
鶏肉も基本はフィレで、量が多い。
そして、鶏もも肉は中に太い骨が一本ついていて、取るのが地味にめんどくさい。
そりゃ、我が家の大家さんもこんな包丁を用意してくれるわけだ。
重すぎて使いこなせず、日本から持ち込んだのを使ってる...。
海外住みの日本人あるあるだと思うけど...
ペラペラの薄〜い豚肉/牛肉や、もう少し下処理されてる鶏肉がほしい!
ハノイでは、そんなときにとっても便利なお店がある。
お肉のデリバリー方法@ソウルマーケット
薄切り肉を熱望する、ハノイ住み日本人に有名なのは、韓国系のお肉屋さん。
ソウルマーケット(Seoul Market)。
私は実店舗に一度も行ったことがない。
デリバリーの方法は、お店の携帯電話番号(032-9124-504)へ、英語でSMSを送るだけ。
英語と言っても、超片言で、こんな感じ。
注文内容、住所(部屋番号、レジデンス名、通り名など)、電話番号、名前、配達希望時間を伝えるだけ。
ソウルマーケットのデリバリーメニューはこちら。
人づてに入手した、古いものだけど…
牛肉と豚肉は、番号で種類を指定のうえ、()付き番号*で切り方を指定。
*厚く→(1)、薄く→(2)、超薄く→(3)、数値指定→(XX mm)
メニューにないけど、鶏肉は英語で種類を指定すればOK。
あとは、量(グラム数)とパック数を書くだけ。
注文の書き方は、例えば…
- 牛バラ(超薄切り)→ 4: 300g (3) x 1pc
- 豚バラ(超薄切り)→ 13: 300g (3) x 1pc
- 鶏モモ肉→ Chicken tight: 500g x 1pc
- 鶏胸肉→ Chicken breast: 300g x 1pc
- 鶏手羽先→ Chicken wing: 600g x 1pc
- 鶏ササミ→ Chicken strips: 300g x 1pc
お肉の定番の注文リストを、メモのアプリに用意しておくと楽。
お昼くらいまでに注文して、夕方には持ってきてくれる。
こんなお肉が届きます
SMSを送って、自宅で待っているだけで、こんなお肉をゲット!
支払いはお肉が届いてから、現金で。
13の豚バラは、軟骨ごとスライスされてるので、気になる人は注意。
4の牛バラは、やや油が多いけど、牛丼、炒め物と使いやすい。
写真がないけど、鶏胸肉は、皮なしで届く。
別の日に頼んだお肉だけど、鶏のササミ(Chicken strips)もある。
ハノイで、他で見たことない!
おわりに
ソウルマーケットでは、薄切り肉だけではなく、切り方を指定して、いろいろな牛肉・豚肉をオーダーできる。
鶏肉も、部位ごとに処理されていて、使いやすい。
まとめ買いで冷凍保存しておけば、いつでも自炊に大活躍。
これからも愛用したい。
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