メイドさんと奮闘〜修理からの二次災害へ
その日の事件の発端は、
2日前に修理したばかりのはずの乾燥機の不調だった。
和やかにはじまった一日
その日も、いつも通りにやってきたメイドさん。
何やら、スマホに向かって話しかけると、私に画面を見せてきた。
音声対応の翻訳アプリ?
なになに?
「洗濯物を救ってくれて、ありがとう。」
どうやら、メイドさんが先日に乾燥機に入れていった洗濯物を、回収しておいたことを言ってるようだ。
とんでもございません!
(いつもはそのままで、メイドさんが来たときに、しまってくれてる...。)
それから、他にも何か伝えてくれようとしたけど、翻訳の精度がイマイチで、結果が違いそう。
やっと正しそうな翻訳結果になったのは、
「もっと話したいです。」
だった。
私もです!
(ベトナム語、単語も全然わからなくてすみません...。)
私は、外国語は片言英語くらい。メイドさんはベトナム語オンリー。
詳しい話をしたいときは、勤め先へ電話して、日本語←→ベトナム語を通訳してもらっている。
これで大事なことは連絡できるけれど...
もっと気軽にコミュニケーションが取れたらと、音声翻訳アプリを使ってみてくれたようだ。
私と子どもとメイドさん、3人の笑顔ではじまった一日だったのだけど...
直ってなかった乾燥機
その後、メイドさんはいつも通りに家事を進めて、乾燥機を回し始めた。
ところが、乾燥機から激しい音がする。
2日前に修理したばかりで、そのあと、2回は普通に使えたんだけど...。
この2日前の修理はこちら↓
メイドさんは怒り気味に、大家さんに3回目の修理を依頼し、修理屋の兄さん2人組が再来した。
乾燥機の修理のはずが
兄さん達は、先日と同じく、乾燥機の背面を外してガチャガチャ。
(写真は先日と同じです)
そんな中、お昼になったので、台所で昼食の支度をしていると、
突然、
バチッ!
と音がして、台所周りの電源がすべて落ちた。
ほのかに焦げ臭い...。
乾燥機の修理の過程で、コンセントをさしたら、ショートした?
これ、やばくない?!
と私がフリーズしているうちに、
兄さん達は、ブレーカーをあげて、再び、トライ。
またもや、
バチッ!
我に帰った私は、あわてて、
家中のコンセントを抜いてまわった。
メイドさんと兄さん達に、
『修理が終わるまで、
全ての電化製品のコンセントをささないで!』
と翻訳アプリで伝えた。
(こんな形で駆使することになるとは...)
二次災害発生
乾燥機の修理のはずが、家の中の配電の一部まで壊れてしまった...。
乾燥機置き場から近い部屋の、コンセント差込口が機能しない。
そして、一度目のショートの際に焦げ臭いにおいがしていたので、その時コンセントをさしていた電化製品は、壊れた可能性がある(泣)。
今使っている家電は家の備品(大家さんのもの)だけでなく、我が家の私物もある。
私物には、炊飯器やPCなど、日本から運んできたものもある。
どちらにせよ、もし壊れていた場合に、誰が何をどこまで保証するのか...。
メイドさんが、勤め先と大家さんに連絡。
乾燥機修理の兄さん達は引き上げて行き、その日の夕方にあらためて、大家さんが修理屋さんを連れて来ることになった。
大家さんとの交渉
普段はメイドさんは昼過ぎには帰るけど、この日は大家さん達が来るまで、留まってもらった。
待つこと2時間...
4時頃に、大家さん夫妻が、乾燥機とは別の修理屋さん1人とともに、参上。
メイドさんがいる間に、勤め先に電話通訳してもらって、大家さんと交渉。
すべての電化製品(備品/私物問わず)について、もし故障があれば、全額大家さん負担で修理してもらえることになった。
大家さんの良心的な対応に感謝!
(本当に直せるかどうかは別として...)
勤め先からメイドさんへも同じ内容を伝えてもらったあと、かなり残業してくれたメイドさんは帰って行った。
↓つづきます。
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