ハノイ駄日記

ベトナムの首都ハノイで、子連れで働き暮らしていた日々の雑記。

鮮烈な味を求めてインド飯~Dalcheeni ハノイ

3/28からコロナウィルスウィルス対策で、しばらく外食ができなくなったハノイ

そして、連日、実にハノイらしいお天気

いや~、今日も気持ちいいね...

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って思うわけなかろう!

 

こんなときは、鮮やかな味と香りで、もやもやを吹き飛ばそう。

いざ、インド飯!

 

鮮烈にして繊細、Dalcheeni(100 Xuan Dieu) 

私はハノイへ住んでから、インド料理にはまっている。

いくつかのお店でデリバリーを頼んだり、店舗にも行ってみたけど、お気に入りは、Dalcheeni(ダルチーニ)

北インド料理が中心。油は多め。ちょっとリッチ。

(お肉系カレー単品で176k-約900円、豆系カレーで110k-約550円くらいから。)

 

住所は、100 Xuan Dieu。

外国人が多く暮らす、スアンジウ(Xuan Dieu)通り。お店の正面はタイ湖。Yuki'sの近く。

Indian restaurant, Halal food | Dalcheeni Hanoi

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私は、インドへ行ったことはないので、本場の味なのかはわからない。

うまく言えないけど、このお店がおいしいと思うのは、

  • スパイスの香り豊か。でも一つが尖っている感じじゃない。
  • 一つ一つの料理で味が全然違う。
  • 日本で食べたことのない味、香りがする。

油が強めなので、食べすぎると胃にくるけど (^^;)

油は悪魔的なおいしさに一役買っているのかもしれない。

 

いざデリバリー

店舗に食べに行くこともあるけど、今はコロナウィルス対策で店内飲食は不可(泣)。

デリバリーは営業しているかな?
とお店のFacebookを確認すると、

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神対応

大変な時なのに...。これは応援せねば!(という口実をゲット)

  • 割引の有無や連絡先など、最新情報はお店のFacebookを確認してください。
    Dalcheeni

 

電話したくないマンなので、038始まりの方の番号へ、SMSを送信。

(024はハノイの市外局番なので、固定電話。SMSは024始まり以外へ。)

お昼に食べたいから、開店時間の11時にオーダー。

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しばらく待って、ノーリアクションだったら、電話しよう。(消極的)

 

5分後、お店から確認の電話が。

英語早くてあんまり聞き取れないな...。

注文したメニューを言っているのは聞こえるので、Yesを連発

(よくわからないときに、Yesと言ってはいけません。)

まあ、何かあっても、

頼んだものが来るか来ないかちょっと違うものが来るか

のせいぜい3パターンだろう。

 

たぶん、返しがYesじゃない質問もあったようで、

お店の方の戸惑いを感じるシーンもあったけど、

Sorry, I'm not good at speaking English.

で押し切った。

(ごめんなさい...。)

 

↓過去のデリバリー方法の試行錯誤はこちら。(インド料理の紹介はなし)

zabon-inu.hatenablog.com

 

魅惑のインド飯をいただきます

さて、指定した12時の少し前…、

ピンポーン!

 

無事に届いた!

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早くチーズナンを寄こせと手を伸ばしてくるやつが…

チキンのビリヤニ(Modarabadi Biryani)の香りがたまらーん!

バスマティライス(長粒種の香り米)にフライドエシャロット。

中には、こんなドラムスティックを筆頭に、グレービーでマリネされたチキンがごろごろ入ってる。

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写真が下手すぎて伝えきれない魅力

サフラン、グリーンチリ、ターメリックパクチー、ショウガ、ニンニク?

何かわからないけど、ほかのカレーでは感じない、中毒性の高い香りがする。

 

一度に全部食べると胃もたれするお年頃なので、半分をお皿へ。残りは明日。

ビリヤニにはライタ(ヨーグルトソースみたいなやつ)も付いてる。

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右下の黄色いのは、カレーじゃなくて、黄色レンズ豆のスープ(Dal Shorbedar)

カレーもおいしいけど、他にメインがあるときは、スープの方が味も値段も軽くていい。

まったりリッチで、ショウガとパクチーとクミンのハーモニーがほどよくスパイシー。

 

そして、辛いものがダメな子どもは、チーズナンを猛スピードで食べていた。

子ども曰く、
「ダルチーニのチーズナンがいちばんおいしい!」

(悪い母に付き合わされ、いろんな店のチーズナンを食べている…。)

 

これは、別の日のデリバリー。

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左上のナンみたいなのは、パニールクルチャ(Paneer Kulcha)

中にカッテージチーズとスパイスが入ったパン。

チーズナンよりも刺激がほしいときに。

 

チキンドラムスティックのケバブ(Tangari Kabab)は、複雑かつ繊細なスパイスの味で、最高においしかった。

いわゆるタンドリーチキン(Tandoori Murgh)もあるけど、一人で食べるには量が多い。あと、いろんな部位が入ってくるから、ドラムスティックがいいなら、Tangari Kababで。

 

素敵な盛り付けのお店です

私の写真&盛り付けの雑さと、デリバリー容器で、かえってお店の印象を損なったら申し訳ない。

だいぶ前(2019年8月)のものだけど、平日の店内限定のランチセットの写真が出てきたので、載せてみる。

 

今はメニューが変わっているかもしれないけど、こんな感じで、160k+VAT10%(約900円)で、Power lunchという軽いコースのランチをやっていた。

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メニューのぼろさ(笑)は置いといて、

  • 前菜:Murgh Marai Kabab
    (白いソースでマリネしたチキンケバブ
  • メイン:Kadai Vegitables
    (いろんな野菜の水分の少ないカレーとプルカ)
  • デザート:Shahi Tukda
    (パン?セモリナ粉?のプディング

をチョイス。

 

メニューのヨレヨレ感からは、想像もつかない素敵なコース!

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おいしゅうございました。

カレーはけっこう野菜ガッツリで食べても食べても減らなかったので、次のチャンスがあれば、欲望に忠実に、前菜もカレーもチキンにしよう。

ハノイで覚えたインドの言葉、「Murgh」はチキン。)

 

白いソースのチキンケバブ(Murgh Marai Kabab)は、このあと、デリバリーでもリピートした。ビアに合うー!

大人数で注文するなら、お肉と魚介のケバブの盛り合わせ(Non-Vegitalian Kabab Platter)も楽しいと思う。

 

レギュラーメニューのカレーは、一人分としては、けっこう多い。

写真のランチのカレーの2倍くらい。

写真はないけど、食べておいしかったカレーは、

  • Chicken Tikka Masala(タンドリーチキン入りの辛いカレー)
  • Murgh Rara(チキンミンチの辛いカレー)
  • Tadkhey Wali Daal(黄色レンズ豆のニンニク/コリアンダーのちょい辛カレー)
  • Dal Makhni(黒い豆のトマト/クリームのまったりカレー)

シェアして食べるなら、豆系と辛いチキン系など、味の振れ幅が大きいものを複数頼むと楽しい。

(食べたことないけど、バターチキンや、マトンや、魚や、えびのカレーも、サイドもいろいろあります。)

↓メニューはこちら。

Menu - Dalcheeni

 

しばらく外食はお預けだけど、たまには、はっとする刺激のあるものをデリバリーして、乗り切ろう。