ハノイ駄日記

ベトナムの首都ハノイで、子連れで働き暮らす日々の雑記。

ベトナム・ハノイで体調を崩したとき~病院と薬

夫はともかく、私は英語があまり話せない。

小さな子どもを連れてのハノイ赴任が決まった時に、家族や友人にとても心配されたのは、体調を崩したときにどうするのかということ。

今日は、ハノイで体調を崩した時にどうしているのか、書いてみる。

※新型コロナウィルスの流行前の、平常時の場合です。

 

安心して医療サービスを受けるために

日本人駐在員の家庭の場合、だいたいは、勤め先で、

に加入させてくれると思われる。

 

海外旅行保険は、病気/けがで病院に行った際に、治療費を保証してくれる。

また、保険の内容によっては、

対物/対人の損害も補償してくれたり、

あまり考えたくないけど、加入者が帰らぬ人となった場合に、日本まで遺体を搬送してくれたりもする。

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我が家の場合は、

  • 歯科を除いて、病気/けがの治療費は全額保証。
  • 保険会社の提携病院であれば、キャッシュレスで精算できる。

(歯科は一旦支払いをして、あとで日本の健康保険へ申請し、治療費の一部をもらう。)

 

WellBeは、病院の予約、必要な場合に病院でのアテンド/日本語通訳を行ってくれる。

ウェルビー|WellBe Holdings Limited

世界の様々な国でサービス提供しているけど、病院でのアテンドまでしてくれるのは、アジアとメキシコのみ。

病院へアテンドできない場合は、電話通訳で対応してくれる。

 

予約して病院へ

では、実際に体調不良になったときは、どうするのかというと…

 

病院を予約する

まずは、WellBeのアラームセンターへ日本語で電話。

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症状を伝えて、かかりつけがあれば、

〇〇クリニックで、午前10時以降、〇〇先生に診てほしい。」などとお願いする。

 

WellBeの提携病院は、ハノイであれば、こんな感じ。

日本語窓口のある病院、日本人医師のいる病院もある。

(WellBeを通さずに、直接予約もできる。)

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どこを指定したらいいかわからない場合は、

家からなるべく近く、可能なら日本人医師希望など、と伝える。

(保険の補償内容によるけど、我が家の場合は病院までの交通費は出ない。)

 

いったん電話を切ってしばらく待つと、WellBeから折り返しの電話が来て、予約が確定

日本語対応していない病院の場合や、病院での手続きが煩雑になりそうな場合は、WellBeがアテンドを申し出てくれるので、アテンドを依頼する。

 

病院へ自力で行く

パスポート海外旅行保険、(覚えてなければ)自宅住所のメモを持って、

予約時間までに、タクシーなどで自力で病院へ向かう。

ハノイは電車がまだないけど、タクシーが安い。

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体調が悪い時にほとんど歩かずに病院に行けるので、日本よりも通院は楽。

どうしても必要なら、WellBeに依頼して、救急車を手配してもらうこともできる。

 

病院で診察を受ける

病院に着いたら、WellBeの通訳と合流。

アテンドを頼んでない場合は、自分で窓口へ。

 

受付で書類を記入する

病院によっては日本語窓口があるので、迷わずそこへ。 

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名前と予約時間を伝えて、保険請求の書類を記入。(名前、自宅住所、症状など)

求められたら、パスポート、海外旅行保険証を提示する。

 

検温/血圧測定などを受ける

医師の診察の前に、検温や血圧測定などがある。

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子どもの場合は、投薬量を決めるために、身長/体重の測定もある。

 

日本語対応の病院でも、ここで気さくな看護師さんとの英会話が始まることも...(^^;)。

たぶん、「今日はどうしたの?」って聞かれてる気がするので、

スタマックエイク(腹痛)とか、フィーバー(熱)とか、カフ(咳)とか、片言の英単語で答えるか

具合の悪い部位に手を当てて、ボディーランゲージでやりすごす

詳細はあとで医師に伝えればいいので、大丈夫。(たぶん...)

 

医師の診察を受ける

医師が日本人の場合は、日本の病院と同じく、フツーに診察を受ける。

ハノイで働いてくれている、日本人医師の方々、本当にありがとうございます!

 

医師が日本人以外の場合は、病院の通訳か、WellBeの通訳が間に入ってくれる。

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ベトナムなので、医師はベトナム人が多い。

 

けれど、以前に大きな病院に検査に行ったとき、医師がフランス人で、

  1. 日本語で話したり聞いたり。
    ↓↑
  2. WellBeの通訳が、日本語をベトナム語通訳。
    ↓↑
  3. 病院の通訳が、ベトナム語をフランス語に通訳。
    ↓↑
  4. フランス人医師が、フランス語で話したり聞いたり。

こんな、三言語が飛び交う四者会談が繰り広げられたことがある...(^^;)。

 

病院の通訳が日本人の場合は、通訳も医師も英語で話している。

ところどころ聞き取れるけど、大事な話がさっぱりなので、通訳が付いてくれてよかったと心の底から実感する。

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薬をもらって精算

診察が終わったら、院内で薬を出してもらって、説明を受ける。

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ここでも、薬剤師の説明は英語だったりする。

使い方にクセのある外用薬などの場合は、わからなければ、通訳してもらうけど、

普通の内服薬の場合は、だいたいは、

  • 1日何回
  • いつ飲むか
  • 何時間以上空けるか

...くらい。

薬の袋にも英語で書いてくれるので、通訳がいなくても、大丈夫。

 

薬を受け取ったら、精算窓口で書類にサインしておしまい。

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病院が保険会社へ費用を直接請求してくれる。

キャッシュレス、素晴らしい!

 

様子見の時は、近所の薬局へ

特に子どもの体調不良の場合は、こんな感じで、すぐに病院へ行く。

けれど、かかりつけの医師が休みの時に、具合が悪くなることもある。

病院自体は365日/24時間営業のところもあるけど、少し様子を見ようというときは、薬局で薬を買ってくる。

 

病院から処方されたことのある薬の写真を控えておいて、

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子どもの解熱鎮痛剤(左)と風邪薬(右)

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大人の風邪薬(左)と解熱鎮痛剤(中央)とトローチ(右)

近所の薬局へ。

薬局は「Nha Thuoc」と書いてあって、あちこちにある。

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薬の写真と、Google翻訳などで必要な量を伝えれば、大丈夫。

外国人が多い地域なら、英語が通じることも。

 

薬局で抗生剤も買えるし、症状だけ伝えて薬を選んでもらうこともできるらしい。

けれど、私はなるべく病院で処方してもらうようにしている。

 

高度医療になると日本に比べて不安があるけど、

普段の体調不良の範囲であれば、異国の地で、日本語だけで医療サービスを受けられていて、とてもありがたい。