ハノイ駄日記

ベトナムの首都ハノイで、子連れで働き暮らしていた日々の雑記。

ハノイ大教会周辺を楽しむ〜鳥かごランプとチャーチャインとコム

9月のある日、めずらしくもらった平日の休みに、ひとり、ベトナムハノイの旧市街へ。

朝からフォーを食べ、旧市街からホアンキエム湖と散歩し、大教会の方へ向かった。

 

ホアンキエム湖から大教会へ向かいます

今日の日記は、緑の矢印のルート。

先月から書き続けてきた、旧市街散歩も今回分で終わり。

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ホアンキエム湖から、ハンチョン通り(Hang Trong)で寄り道し、ニャートー通り(Nha Tho)を通って大教会へ。

 

ホアンキエム湖からハンチョン通り(Hang Trong)へ

ホアンキエム湖にお別れして、バオカイン通り(Bao Khanh)の方へ。

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カフェや小規模のホテルが軒を連ねている。

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道行く、陶器の行商。

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重くて曲がるのも一苦労だね。

 

ハンチョン通り(Hang Trong)を少し歩けば、
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ニャートー通り(Nha Tho)との交差点。
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右に曲がれば大教会だけど、このまままっすぐ。

 

お目当ては、奥の方に見えている、2軒並んだランプ屋さん。

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鳥かごへの憧れで、鳥かごランプを買う

ハンチョン通りのランプ屋では、様々な、竹や木や布などのランプを扱っている。

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小さな色とりどりのランプ。

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間接照明やランプシェードも。

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電球付きは、ベトナムの電圧(220V)対応なので、日本(100V)でそのままでは使えないけど。

 

この日のお目当ては、鳥かごランプ

ハノイの街では、軒下に鳥かごをぶら下げて、小鳥を飼っている光景をよく見る。

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よく見ると、鳥かご自体も繊細な細工のものがあり、小鳥の可愛さと相まってたまらない。

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小鳥は簡単に飼うわけにいかないけど、鳥かごランプならすぐ買える!

 

ビーズがきれいな、大きい鳥かごランプを280kドン(約1,400円)で購入。

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値札はない。交渉すれば、もう少し安くなるのかもね。

私は、チキンハートが削れるので、ねぎらないスタイル。

 

持ち帰って、明かりをつけたら、こんな感じ。

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どの色にしようか迷ったけど、赤系のマルチカラーは、万華鏡みたいで好き。

 

小さいの持ってたんだけど、物理的に電球交換できない作りだった(^^;)。

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大きいのは大丈夫。ベトナムに暮らす間、楽しもう。

 

ニャートー通り(Nha Tho)から大教会へ

ニャートー通りは、そのまんまの意味の「教会」通り。

観光客を意識した、カフェ、服飾店、お土産屋が軒を連ねている。

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でも、ふと路地に目をやれば、こんな細道の奥にお寺が見えたり。

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このときは中秋節前だったので、特設月餅屋台があったり。

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リネンの服とカバー類の、Mayは残念ながら開いてなかった。

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一時休業なのか、閉店してしまったのか、未確認。

 

日系のお土産屋さんのnaguは、この日は開いていた。

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どちらも素敵なお店なんだけど、海外からの観光客が戻らないと厳しいんだろうな。

 

さて、正面には大教会が見えてきた。

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ハノイ大教会を見ながら、チャーチャイン

聖ヨセフ大聖堂。通称というかベトナム語の直訳は「ハノイ大教会」。ベトナム語表記は、Nhà Thờ Lớn(ニャー・トー・ロン)

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フランス植民地時代、1886年に建てられた、ハノイ最古の教会で、カトリックの現役の宗教施設。

このときは、ちょうど、大教会から楽隊と赤い服の人々が出てきた。

 

この周辺には、おしゃれなカフェや雑貨屋が集まっているけど、大教会を眺めつつ、ハノイ感を堪能するなら、こちら。

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路上で低いプラ椅子に座って、チャーチャイン。

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Trà Chanh(チャーチャイン)は、ベトナム式の蜂蜜レモンティー。お茶は紅茶じゃなくて、ジャスミン緑茶。

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歩き回って、汗をかいた身体に沁み渡るおいしさ。

 

路上で、地面に近い目線で眺めるハノイは、やっぱりいい。

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のどからからで、あっという間に一杯飲み干し、おかわり!

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ハノイの街で、道でお茶してると、おやつは向こうからやってくる

 

写真は近隣の違う場所で撮ったものだけど...

もりもりのお米のポン菓子各種。

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秋の味覚、柿。その場でむいて切ってくれる。

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こちらも秋の味覚。青い稲藁が目印のコム。

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ベトナムの秋の味覚、コムを食べる

お茶を飲みつつ、ぼーっとしていると、天秤棒の行商のおばさんが、コムを持ってやってきた。

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一度食べてみたかったので、勇気を出して買ってみよう!

 

20kドン(約100円)分、量ってもらった。

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蓮の葉に乗せるのが、スタイル。

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けっこう多い。半分くらいでもよかったかな。

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Cốm(コム)は、未成熟な緑のもち米を、炒って、臼でついたもの。

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ホアンキエム湖前でアイスにもなっていたコレね。

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バナナに付けて食べるらしいけど、おばさんはコムしか持ってなさそうだったので、コムだけいきます。

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周りはさらさらした感じで、きな粉っぽい味。

噛みしめると、少しもちっとしていて、香ばしくてほの甘い。素朴なお味。

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うん、バナナあった方がおいしいんだろうな。

 

激ウマではないけど、何年も気になっていた、ハノイの秋の味覚を食べて、満足した。

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近いけど、会社と家の往復で暮らしていると、なかなか足を運ばない、旧市街。

この日のわずか3時間は、日記を4回分書くくらい楽しかったので、また機会をみて、遊びに行きたい。

 

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