休日の朝食にベトナム料理を(ブンタン、バインクオン)
我が家は、普段ほとんどベトナム料理を食べない。
どこの子持ち家庭も似たようなものだと思うけど、子供が初めてのものを食べたがらないのが大きい(泣)。
そして、私自身も割と偏食なので、初めての料理は少量から試したい(^^;)。
休日の朝に、子どものお腹を別途満たしたうえで、近所のお店で定番料理を試してみることにした。
ハノイ名物のブンタン(Bún Thang)は具沢山で優しい
ベトナム料理といえば、フォーが有名だけど、汁麺は他にもいろいろ。
このお店、ブンタンとフォーガーの二択なんだけど、口頭注文が全然通じず、ベトナム語の発音の難しさを痛感(^^;)。
麺の上に、いろんな具材がきれいに盛り付けられている。
鶏系の塩味のスープに、米粉の丸麺ブンが、つるん。
ほっとするおいしさ。
二日酔いの朝でもいける。
(この日は二日酔いじゃないよ(^^;)。念のため。)
調理前に、お店の人がマムトム(海老の発酵調味料。紫っぽい。)を入れるか聞いてくれたけど、なしにした。
本来は海老風味もするのかも。
卓上のチャイン(ベトナムのライム)を絞ると、さらにおいしい。
輪切りの唐辛子は、軽い気持ちで一切れ入れたら、スープが激辛に(夫談)。
たっぷりの具材。
上の緑の香草は、パクチーのみじん切り。
ブンタンに必須の、錦糸卵に、茹でた鶏肉。
下の緑の香草は、小ネギのみじん切り。
干し椎茸に、ベトナムハムの薄切りに、塩漬けの切り干し大根的なもの。
こんなにいろいろのってて、35kドン(約175円)だった。
パクチーは別として、日本にもこういう温素麺ありそう。
ブンタンは、もともと、テト(ベトナムの正月)のあと、ごちそうの残りで作られたのが始まりとか。
正月料理を散々食べたあと、この優しさは胃に沁みるだろうね。
二日酔いの朝でもいける、と思ったのは正解だった(笑)。
バインクオン(Bánh Cuốn)は食感が楽しくてボリューミー
ホテルの朝食や、ビュッフェなどでもよく見かける、バインクオン。
米粉生地の蒸しクレープみたいなもの。
ハノイの朝ごはんの定番だけど、初めて専門店に挑戦。
持ち帰り-マンベー(Mang về)で。
ベトナムの飲食店はだいたいなんでも、マンベーできる。
ほっかほかでおいしそう!
熱々のつけ汁はお皿に出した。
手のひらサイズの容器で、少ないかと思ったら、上までもりもりでボリューミー。
揚げエシャロットと、ベトナムハムのトッピングがいいね。
つけ汁につけて、いただきまーす!
薄くてもちもちの米粉生地で巻かれているのは、ひき肉とキクラゲ 。
甘酢なつけ汁とよく合って、おいしい!
つけ汁は、ヌクマムベースで、ブンチャーの汁より甘め。
合間にベトナムハムも、もぐもぐ。
ぶりっぶりの歯応え。
外側のオレンジっぽい部分のスパイス(シナモン?八角?)の香りはあまり得意じゃないけど、この粗挽きなハムはおいしかった!
香りも食感も楽しく、もりもりでお腹いっぱい。
これで、20kドン(約100円)だった。
おわりに〜フォーやブンジウも
他に、朝早くからでもお店がやっているのは、フォー。
ハノイでは、鶏肉フォーのフォーガー(Phở Gà)もあるけど、牛肉フォーのフォーボー(Phở Bò)の方がよく見かける。
フォーボーは、お肉もりもり。
トマトベースの麺、ブンジウ(Bún Riêu)のお店も、朝からわりと開いてる。
ブンジウ・クア(Bún Riêu Cua)は、すり潰した淡水蟹入り。トマトとカニの旨味がたまらない。
タニシ入りの、ブンジウ・オック(Bún Riêu Ốc)もよく見かける。
バインミー(Bánh Mì)や、おこわ-ソイ(Xôi)や、お粥-チャオ(Cháo)もおいしいんだよね。
ベトナム料理の朝食を少しずつ試していきたい。
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