休日の朝食にベトナム料理を(ブンジウクアボー、ミエンガン)
ハノイに住んでもうすぐ丸5年だけど、普段ベトナム料理を食べる機会があまりない。
今更だけど、休日の朝に近所で、定番のベトナム料理を試している。
ハノイは最近ぐっと冷え込んだけれど、外であったかい麺を食べてみた。
トマト味のブンジウ(Bún Riêu)は組み合わせいろいろ
この日記に何度か書いてる、トマト味の汁麺、ブンジウ。
以前の日記とは別の専門店で食べてみた。
お店の軒先には、こんな看板。
メインのBún(ブン)は、ひやむぎ的な米粉の丸麺。
Ốc(オック)はタニシ、Cua(クア)は淡水の蟹、Bò(ボー)は牛、Giò(ゾー)は豚すり身ハム。
これだけ見るとなんのこっちゃだけど、Bún Riêuといろいろ組み合わせられるんだね。
kは千=000で、20kは2万ドンで約100円。
Bún Cua Bòを指差して注文。
ほかほかのブンジウクアボーがキター!
香草とバナナの花もついて、30kドン(約150円)。
トマト入りのスープは、酸味と旨味がたまらない。
ハノイでフォーよりもたくさん食べられている、米粉の丸麺、ブン。
このお店はちょっと太め。
つるんと、おいしい!
淡水蟹のクアはすり潰された状態。
これがトマト入りのスープに更に深みを与えてくれる。
熱いスープをかけて火を通した、牛肉。
ほどよい歯応えで、おいしい。
トマト、蟹、牛で、旨味の掛け算!
卓上のニンニク酢や辛味噌をお好みで。
そして、バナナの花や、紫蘇などの香草をもりもり入れて...
彩り、香り、食感も、楽しく。
あったかいトマト入りスープと紫蘇がよく合う!
ブンジウにCua(淡水蟹)だけだとちょっと寂しいので、何か入れるのがおすすめ。
定番具材はỐc(タニシ)だけど、個人的に食べやすいのはBò(牛肉)やGiò(豚すり身)かな。
ミエンガン(Miến Ngan)はあっさり塩味の鴨肉春雨
ベトナム・ハノイで定番の麺は、フォーやブンなどの米粉麺だけじゃない。
食用カンナの根などで作られた春雨、ミエンもよく見かける。
市場近くで、朝だけやってるミエンガンのお店へ。
路上にカウンターを出して、大鍋でスープをぐつぐつ。
具材のNgan(ガン)は鴨の仲間のバリケン(別名、フランス鴨)。
Bún(ブン)は米粉の丸麺、Miến(ミエン)は春雨、Măng(マン)は筍。
Măngだと麺なしの具沢山スープなのかな???
全部、25kドン(約125円)とお安い!
ブンガンではなく、ミエンガンを注文。
通りを眺めながら、待つことしばし。
お肉と筍もりもりのミエンガンがキター!
スープは鴨出汁のスッキリ塩味。
小ネギとパクチーのほのかな香りがアクセント。
日本に住んでいた頃はパクチー食べられなかったけれど、ベトナムに来てから、少し入ってるくらいならおいしく感じるようになった。
ミエンは灰色で、つるつるしこしこ。
細くてふわっとして、スープとよく馴染んでる。
具材も盛りだくさんで幸せ。
卓上の唐辛子や青い金柑などをお好みで。
茹でた鴨肉の薄切りに、しゃきしゃきで塩味のメンマ。
血のゼリー。あまりぷるんとはしてなかった。
臭みはなかったけど、ちょっと苦手かも(^^;)。
そして、肉団子。
こりこりのキクラゲがたっぷり入ってて、うまーい!
ブンもいいけど、ミエンもおいしいな。しかもヘルシーだし。
まだまだ、ハノイの朝ごはん探検をつづけたい。
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