休日の朝食にベトナム料理を(フォーガー、バインダー)
最近、ローカルなお店でベトナム料理を食べてみようと、休日の朝食に近場へ繰り出している。
観光地ではない街を歩いてみると、Google Mapには載っていないけれど、にぎわっている食堂があちこちに。
少し前に食べた朝ごはんについて、書いてみる。
あっさりフォーガーに、揚げパンを追加で
ベトナム料理の定番、フォー。
ハノイでは、牛フォー(Phở Bò)と鶏フォー(Phở Gà)がある。
これまで鶏フォーを専門店で食べたことがなく、初挑戦。
店頭の調理台には、茹でた鶏肉がどどーんと。
大きな鍋では、スープがぐつぐつ。
メニューはこちら。
Ga(ガー)は鶏、Pho(フォー)は米粉の生の平麺。
Bun(ブン)は米粉の生の丸麺、Mien(ミエン)は春雨、My(ミー)は小麦粉麺、Tom(トム)はエビ。
Quay(クアイ)は揚げパン。3個で5kドン(約25円)か。
フォーガーと揚げパンを注文。
路上のプラ椅子で、待つことしばし。
ほかほかのフォーガー。
揚げパンのQuay(クアイ)はこちらです。
中華料理で、お粥や豆乳のお供になる、油条と同じかな?
いただきまーす!
スープは、あっさり鶏出汁の塩味に、ほのかな甘味。
香草は、青ネギとパクチーのみじん切りが少し。
フォーは、ふんわり柔らかい。腰はゼロ。
フォーは、乾麺も売られているけれど、普通は生麺を食べる。
鶏肉は、胸肉ともも肉。
しっとりジューシー。
卓上のチャイン(ベトナムのライム)、唐辛子、ニンニク酢などをお好みで。
チャインで少し味がしまったけれど、もうワンパンチほしい。
クアイを投入!
固いままいくか、スープをしっかり吸わせるかは、お好みで。
私は、じゅわ〜派。
フォー全体にも、揚げパンのこくが加わってうまし!
フォーガーとクアイで、35kドン(約175円)だった。
茶色の平麺・バインダーを、ゾーとカーで
ベトナムの米粉麺は、Phở(フォー)やBún(ブン)などいろいろあるけれど、この日はバインダーに初挑戦。
Bánh đa đỏ(バインダードー)は、米粉の茶色の乾燥平麺。(đỏは「赤」。)
米粉、水、煮詰めたサトウキビの汁でライスペーパーを作り、乾燥させてから切ったもの。
バインダーは乾麺なので、同じ米粉麺でも、生麺のフォーやブンよりも腰があると聞く。
市場で何軒か麺屋が並んでるところへ。
メニューはこちら。
組み合わせがよくわからない(^^;)。
えっと、Banh Da Cuaはカニのバインダー。
その下の黄色の文字、Gio(ゾー)は豚すり身、Bo(ボー)は牛肉、Dau(ダウ)は豆腐、Cha Ca(チャーカー)はさつま揚げかな?
調理台上段には、もりもりの揚げ魚、Ca(カー)。
下段は、揚げ豆腐、葉っぱに包まれたゾー、牛肉、タニシ?
バインダーゾーで!
あっ、やっぱり、カー(揚げ魚)も入れて!
よくばり、バインダーゾー&カー完成。
スープにはほんのり赤い油が浮いてる。
トマトかな? 辛くはなくて、ほの甘い。
香草は、青ネギとディル。
ディルは魚介に合うって言うもんね。
茶色のバインダーは、平麺で食べ応えあり。
でも、思ってたより腰がない。乾麺の戻し方次第なのかな。
カーは、なんかの淡水魚。
かりかりに揚がってて、臭みはなし。
ゾーは、ぷりぷりの豚すり身に、コリコリのキクラゲがうまー!
卓上の青い金柑、辛味噌、自家製ラー油をお好みで。
ラー油を少し入れたら、辛っ!
金柑も入れた方が好きだな。
おっ、ゆがいた小松菜も入ってた。
なんだか、これまでに食べた麺とはだいぶ毛色がちがうなあ。
バインダーゾーにカーを追加で45kドン(約225円)だった。
バインダーを食べるなら、実は、ベトナム北部のハイフォンの名物カニ麺、Bánh Đa Cua(バインダークア)が有名。
...
なんだけど、定番具材のチャーカー(さつま揚げ)が苦手なので、バインダーゾーにしちゃった(^^;)
チャーカー抜きで、今度、専門店に挑戦してみようかな。
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