休日の朝食にベトナム料理を(ソイセオ、ソイゴー)
ここ数ヶ月のマイブームは、休日に近所で、ローカルな朝ごはんを試してみること。
最近、ソイにはまって、しつこくリピしている。
Xôi(ソイ)は、ベトナム・ハノイの朝ごはんの定番で、おこわ。
今日は、安くて手軽でがっつりなソイについて、書いてみる。
まずは、ソイセオからベトナムおこわに入門
おこわに初挑戦したのは、まだ肌寒い日のあった、3月。
勇気を出して、市場の露店へ。
メニューがないどころか、ブツが見えない(笑)。
お布団的なゴザをぺろんとめくれば、中にはほかほかのおこわ。
ひとつのカゴに2種類ずつ入ってた。
左がお目当てのXôi xéo(ソイセオ)。右の赤いのは、甘いXôi gấc(ソイガック)。
おこわのカゴの横には、トッピング各種。
揚げエシャロット、ヌクマム、ごま油、ごまピーナッツ、肉でんぶ、緑豆ペースト。
お皿はこちらのバナナの葉(と古紙)。
その場でプラ椅子に座って食べることもできるけど...
ソイセオひとつ、マンベー(持ち帰り)で!
家に帰って、包み紙を開いて...
ほかほかのソイセオ、いただきまーす!
おこわは、ターメリックで色付けされた、薄い黄色。
上には揚げエシャロットと、甘じょっぱい肉でんぶ。
そして、ほんのり塩味の緑豆ペースト。
全部一緒にもぐもぐ。
素朴なお味だけど、甘じょっぱさと、香ばしさと、油っ気もあって、うまーい!
お値段、ひとつ10kドン(約50円)で、しっかりお腹にたまった。
とうもろこしのソイゴーも、うまし!
朝ごはんのおこわに味をしめ、後日、別の露店にトライ。
おこわ屋の目印は、丸くて平たい大きなカゴ。
このお店も、基本のトッピングは同じ。
横に、きゅうりの漬け物もあった。
ソイセオを注文したら、「ヘッ(売り切れ)。」と言われ、Xôi ngô(ソイゴー)に。
トッピングはソイセオと同じだったけど、おこわが白い。
そして、中には白いとうもろこし。
甘くなくて、もっちもちでうまー!
こちらのお店も、おこわ単品は、ひとつ10kドン(約50円)だった。
おこわに具を追加で、広がる幸せ
すっかりおこわにはまって、しつこくリピ。
おこわのカゴの横に、保温ジャー発見!
赤いお鍋を指差して、おばさんに中を見せてもらうと、お肉がごろごろ。
指差しで、トッピング追加してもらった。
肉乗せのソイセオ完成!
これは、豚すり身ハムだな。
ベトナム醤油で甘辛く煮えてて、うま〜。
うずらの卵も良き色!
お味は言わずもがなですよ。
また別の日、今度は豚バラ肉をトッピング。
皮付きの豚バラ肉は、味染み染みになってて、たまらん!
お肉をトッピングしても、15kドン(約75円)。
コスパもすごい!
おわりに
未体験だけど、露店のおこわは他にも、ガックフルーツで赤くしたXôi gấc(ソイガック)や、ピーナッツ入りのXôi lạc(ソイラック)がある。
何度かおこわを食べてみて、私はソイセオ&豚バラが気に入った。
でも、露店でお目当てのおこわを食べるには、早起きが必要かも(^^;)。
朝型なハノイでも、おこわ屋の露店は特に早い。
休日に、何度か同じ露店で買ったけど、9時で売り切れ&撤収。
8時過ぎだと、豚すり身ハムがわずかに残る程度。
豚バラ肉にありつけたのは、7時台だった。
「早朝以外にソイを食べたい。」
「露店ではなく、レストランでソイを食べたい。」
...そんな場合には、ホアンキエム湖近くの有名店のXôi Yến(ソイイェン)がおすすめ。
終日営業で、ボリューム満天&種類も豊富。
ベトナムのおいしいおこわを、機会があれば、お試しあれ。
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