初夏のハノイ旧市街散歩
先週の5月初めの連休に、買い物がてら、一家3人で旧市街を散歩してきた。
最近、ベトナム・ハノイでは、新型コロナの市中感染が出て、連休後、5/5から不要不急の外出自粛に。
普通に散歩できる日が早く戻りますようにと祈りつつ...
旧市街で見たものを順不同&徒然に書いてみる。
いつもより静かなホアンキエム湖前
このときはまだ外出自粛要請は出ていなかったけれど、ホアンキエム湖の歩行者天国はすでに休止に。
飲食店が路上のプラ椅子をあわてて片付け始めたなと思ったら...
公安(警察)の車が街を回って、注意していた。
子どもにしゃぼん玉を買いたかったんだけど、出店は風船屋くらい。
観光用の二階建てバスは運行。
あれ、一回乗ってみたいな。涼しいときに。
貴重な4連休で、みなさん帰省や旅行が多かったのだろう。
街はひと気が少なく、間延びした空気が流れていた。
ナイトマーケットの通りも静か。
シルク通りは、海外からの観光客が来れなくなって、シャッターおりまくりなのが、せつない。
ハノイの初夏の花・バンランがきれい。
ここにもバンラン。
ここから、旧市街を北上していこう。
旧市街で見たもの&動物
この散歩で印象的だったもの&動物を徒然に。
軒をつらねる小麦麺屋。
餃子の皮やワンタンの皮も買える、と有名。
高級感のある、アオザイ屋。
上質な無地の生地に、緻密な蓮の刺繍。
どういう用途のアオザイかな?
お面がずらりの、ナゾのお店。
お土産屋と思いきや、骨董品?
いくらくらいなんだろう?
どうした、ドラえもん。
す、水牛かな? 今年の干支だし。
しかも、GUCCIだそうです。
ベトナムの伝統的な生菓子のお店。
緑の四角いのが、Bánh cốm(バインコム)なことしかわからない。
バインコムは、緑のお米の餅に、ココナッツ入りの緑豆餡で、素朴な甘味。
お祝い用っぽいお菓子の塔の下には...
茶トラの看板猫。
飲食店の前には、強そうなシャモ。
フツーの鶏と違って、柵に入れられてる。
燕の巣のお店の前には、トイプードル。
歩道の真ん中でくつろぐ。
道のお茶屋の前には、ミニチュアピンシャー。
うちの近所は強そうな犬ばっかりだけど、旧市街はかわいい小型犬も多いな。
初夏の空と、文化の入り混じったハノイ
旧市街周辺では、あちこちでお寺も見られる。
お寺も種類がいろいろあるらしい。
あとで調べようと思ったら、この日見たお寺はほとんど地図に載ってなかった。
商店が並ぶなか、地図にない、小さなお寺。
お寺の前ではお茶する近所の人。
ロッテリアの向かいに、黄色い壁の大きなお寺。
このお寺は地図にある。
名前は「Đền Yên Thuận」。
すぐ近くには、地図にない、青灰色の壁のお寺。
お寺の先に見える、バンランがきれい。
そのまた先には、地図にない、鮮やかな黄色い壁のお寺。
正面には、像が2つ。
現代のベトナム人のほとんどは漢字は読めないけれど、お寺には漢字が書いてある。
中国の影響を強く感じる。
同じ街には、フランス植民地時代の1894年に建てられた、給水塔。
フランスの置き土産のプリンは、アレンジされて親しまれている。
練乳を使ったプリンは優しい甘さ。
ココナッツミルクやココナッツゼリーと合わせて、南国らしさも楽しめる。
ごちゃごちゃ入り混じったものが、何気なくそこにある。
そんなハノイの風景が好きだ。
おわりに
...街をぶらっと歩いたけれど、目的のお店は連休でやっていなかった。
子どものリクエストで、昼食は、またもや、Bun Cha Tuyet。
安定のうまさの、お肉盛り盛りブンチャー。
ブンチャーのあと、先ほどの写真のプリン屋も行って、散歩終了。
買い物できなかったけど、ハノイの初夏を楽しめたから、いいか。
晴れると景色がきれいだけど、かなり暑くて、小一時間で汗だくに。
「体感温度」がやばいね〜(^^;)。
もう少しで、最高気温35度以上の日々がやってくる。
暑いけど、夏本番にしか見られないものもある。
早く平穏に、散歩が楽しめるようになるといいな。
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