変異株と感染拡大~新型コロナの動向とハノイの我が家(5/10)
4/27(火)から本格化した、ベトナムの新型コロナの第4波。
書くと気分が重くなるし、義務はないのに、書かずにいるのも落ち着かない...。
自分を取り巻く状況を客観視するためにも、個人的にインパクトのあったことを抜粋して書いてみる。
※この記事の写真は、内容と関係ありません。
※全てかつ正確な最新情報は、在ベトナム日本国大使館や外務省 海外安全ホームページなどのWebサイトでご確認お願いします。
5/10午後時点での感染者数など
5/10(月)午後の発表で、ベトナムの新型コロナ(Covid-19)の累計感染者は3,461人。
うち、4/27(火)以降の市中感染は458人。
残念ながら、ここ数日、これまでの新記録で増えている。
特に印象が強いのが、ドンアイン郡の第2中央熱帯病病院でのクラスター。
病院の明確な場所はよくわからないけど、ドンアイン群は、ホン河の北でノイバイ空港の南。
日系工業団地もある。
経路は複数で、追跡が難しい状況
今回の感染流行について、市中感染が発覚した箇所は複数ある。
また、経路不明の感染も複数確認されている。
濃厚接触者の洗い出しが難しい状況のようだ。
これまでよりハイペースで感染が拡大しており、インド型と英国型の変異株が確認されている。
報道された中で印象が強いのは…
北部ハナム省の、日本からの帰国者関連
4/7に日本からベトナムへ帰国したベトナム人男性から、市中感染が拡大。
ダナンでの2週間の隔離措置を陰性で終了し、北部ハナム省へ戻ったが、その後4/24に陽性に。
衝撃的だったのは...
自宅隔離期間中にパーティーを開き、市中感染を引き起こしたとして、刑事事件として立件されたこと。
西北部イエンバイ省の、インド人専門家関連
インドから入国したインド人専門家4人が、入国後の検査で陽性となった。
その人達は、イエンバイ市のホテル:Nhu Nguyet 2で隔離措置を受けていた。
その人達と接触した同ホテルの従業員が、後の4/26に陽性に。
中国への帰国時に感染発覚した、中国人専門家関連
この中国人専門家は、上記のインド人専門家と同じイエンバイ市のホテルで、4/9~4/23の間、入国時の隔離措置を受けていた。
陰性で隔離期間を終了後に、ベトナム各地を移動。
後に、4/29の中国への帰国時の検査で陽性に。
この人達の接触者が、各地で陽性になっている。
4/29のダナン発ハノイ行きの航空便や、ビンフック省フックイエン町のカラオケ店、ビンフック省ビンイエン市ホアセンヘルスケアセンターなどで感染が発生している。
入国時の集中隔離は14日間から21日間に延長
入国時の隔離措置は、5/5から強化され、5/10時点では下記の通り。
ホテルなどの隔離施設で21日間の集中隔離。
その後7日間、自宅で医療観察。(基本は外出禁止)
即日適用されたので、隔離途中だった人たちは、急に期間が延長されてしんどいだろうな…。
隔離ホテルも、次の予約の予定とか、どうしてるんだろう?
ハノイ在住で、特に影響を感じたコロナ対策
ベトナムの各地で、社会隔離措置や店内飲食の休止など、様々な対策が取られている。
ここではハノイ市の対策から抜粋して書いてみる。
5/4~:学校のオンライン授業(登校不可)
期限が見えないのがつらい。
ベトナムの学校は6月くらいから夏休みだから、5月中は登校再開しないのかな...。
日本人学校は一学期が始まったばかりなんですが(泣)。
5/5~:マッサージや映画館やジムの休業
レジデンス内のジムも閉まった。
仕方ないけど、運動不足が深刻。
5/5~:不要不急の外出自粛
昨年の社会隔離ほど厳格ではないけど、先週は、食料などの買い物で外出したくらい。
デリバリーを駆使すれば暮らせるけど、気持ちは窮屈。
QRコードでの健康申告を強化
これはハノイに限らず。
いつから本格化するかわからないけど、病院、学校、会社、スーパーなどで、QRコードで健康申告する流れになりそう。
すでに導入してる国もあるね。
日々、状況が変わり、 対策がうたれていく。
目まぐるしいけど、こんなときこそ、よく寝て、普通にご飯を食べて暮らしたい。
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