ベトナム・ハノイの食費:生鮮食品のお値段は?
物価の安いイメージがある、ベトナム。
我が家のように、日本と同じようなご飯を食べることを優先すると、食材は日本より割高なものもある。
毎月の食費はちゃんと管理してない(ダメ主婦です)けど、最近買った食材のお値段を徒然に書いてみる。
- おいしいベトナム産日本米:1kg約300円
- 生食できる卵:約240〜275円
- 乳製品:買えるけど割高
- 日本風の豆腐やこんにゃく:約55〜150円
- ローカルの豆腐屋の豆腐:1つ25円前後
- 日本風のハムやベーコン:約275〜325円
- 薄切り肉、骨なし肉:ちょい安~ちょい高まで
- 海の魚:サーモン以外はリッチ
- 市場の野菜:激安
- 市場の果物:ものによるけど安い
- おわりに
- お金について:kは千=000で、10kなら1万ドン=約50円。ベトナムドンから日本円へ大まかに換算するには、kを無視して5倍で。
おいしいベトナム産日本米:1kg約300円
我が家は、お米は「あきさかり」一択。
2kg入りで120kドン(約600円)。
日本の福井県の「あきさかり」の種もみを、ベトナムで育てたもの。
ベトナムのローカル米や、ベトナム産コシヒカリに比べて2倍くらいするけど...
冷めても、ちゃんとおいしいし。
卸元のRiz Auster(Capichiから)や、日本食材店で買える。
生食できる卵:約240〜275円
ベトナムだけでなく、海外では卵は生食不可が普通。
ハノイで買える、生で食べられる卵は「もちもち卵」が定番。
他にも日系スーパー・富分の「富tamago」など、いくつかある。
お店によって値段が多少変わるけど、「もちもち卵」は50k~55kドン(約250~275円)。
「富tamago」は48kドン(約240円)。
日本食材店で買える。
乳製品:買えるけど割高
ベトナムでは、牛乳はロングライフが主流。
チルドでおいしいローカルブランドは、Dalat Milk。
Dalat Milkの無糖牛乳1Lは42kドン(約210円)、無糖ヨーグルト500gは42kドン(約210円)。
チーズやバターはローカルもあるけど、輸入品の方が圧倒的においしい。
フランスのPresidentのスライスチーズは70kドン(約350円)、有塩バターは104kドン(約520円)。
日本円に直すと、バター高いね…(^^;)。
日本風の豆腐やこんにゃく:約55〜150円
ベトナムでは、日本風の豆腐もわりと買いやすい。
なかでも、「ドラえもん豆腐」か、Vi Nguyenの豆腐が日本の味に近いと思う。
我が家でよく買うのは、Vi Nguyen。
豆腐が何種類かあるけど、一番リッチな冷ややっこ用の豆腐で29kドン(約145円)。
少し固めだけど、こんにゃくが28kドン(約140円)。
木綿や絹なら普通のスーパー、他にもほしければ日本食材店で。
ローカルの豆腐屋の豆腐:1つ25円前後
ベトナムでは豆腐は身近な食材。
街の豆腐屋さんもたくさんある。
ローカルの豆腐は、柔らかめの木綿豆腐っぽい。
我が家では、最近、揚げ豆腐をローカルで買う。
5kドン(約25円)を渡したら、写真の量の揚げ豆腐を入れてくれた。
日本で買う厚揚げ1パック分より、少し多めかな。
豆の味が濃くておいしいので、お勧め。
日本風のハムやベーコン:約275〜325円
お肉の加工食品も、国によって意外と味がちがう。
けっこうしょっぱかったり、脂が強かったり… 見た目でわからないのでドキドキする。
ベトナムで、日本風の味付けがいいなら、「信州ハム」。
お店によって値段が多少変わるけど...
ベーコンは65kドン(約325円)、ハムは55kドン(約275円)、粗びきソーセージは60kドン(約300円)。
日本より少し高め?
薄切り肉、骨なし肉:ちょい安~ちょい高まで
ベトナムの精肉はブロックや骨付きが基本。
鶏肉はともかく、豚肉は少し固めで、牛肉は赤身で固くてにおいが気になる。
日本で食べるのと近いお肉は、お値段が日本とそんなに変わらない。
100gあたりの単価だと...
スーパーにも置いてる、Meat Deliの豚ひき肉は約75円。
ソウルマーケットのお肉は、鶏もも肉が約80円、豚バラ薄切りが約140円、牛バラ薄切りが約175円。
輸入品っぽいお肉は、日本より少し高めかな。
海の魚:サーモン以外はリッチ
スーパーや市場の魚は淡水魚が主流。
我が家は大きなスーパーが近くにないので、魚を食べたいときは、デリバリーがほとんど。
海の魚で身近なのは、ノルウェーサーモン。
スーパーでも買えるけど、我が家はHomefarmで買うことが多い。
お刺身でも食べられるサーモンは、セールで100gあたり約265円だった。
冷凍の輸入食材もいろいろ。
牛ひき肉は300gで89kドン(約450円)、枝豆は56kドン(約280円)。
日本のお刺身中心に食べたいときは、さかな屋hanoi。
日本から輸入のお刺身は、カンパチ100gが180kドン(約900円)、真鯛100gが180kドン(約900円)、マグロ中落ち200gが200kドン(約1,000円)。
干物など加工食品は、最近ハノイに参入した、Shizen Food。
真ホッケの開きが、1枚123kドン(約615円)。
サーモン以外は日本からの輸入品でリッチだけど、週1くらいのお楽しみで魚を食べている。
市場の野菜:激安
野菜は、スーパー、日本食材店、八百屋など、いろいろな場所で買えるけど、最近は近所の市場でも調達している。
鮮度が良くて、安いから。
市場は値札はなくて、すべて重量で量り売り。
私は全くねぎってない(チキンハートが削れるので…)。
最近買った野菜のお値段は…
小ぶりの玉ねぎ4個と、でっかいキャベツ1個で、44kドン(約220円)。
最近キャベツが高めかなと思うけど、スーパーで買うよりは安い。
チャイン(ベトナムのライム)3個、短い大根2本、立派なにんじん3本、大きな白菜1個で、66kドン(約330円)。
一度に買うと個別のお値段がわからないけど、チャインは激安で、他がそれぞれ約100円くらいかな?
コロナ禍で露店が減って、野菜が値上がりしている気がするけど、それでもまだまだ安い。
市場の果物:ものによるけど安い
果物は、スーパー、日本食材店、果物屋など、いろいろな場所で買えるけど、最近は近所の市場でも調達している。
市場だと、季節によって種類が変わって楽しい。
野菜と同じく、値札はなくて、すべて重量で量り売り。
私は全くねぎってない(チキンハート所持)。
最近は、梨をよく見かける。
日持ちもするし、梨中心にまとめ買い。
そこそこの梨3個、ザクロ(赤)1個、大ぶりのマンゴー1個で、76kドン(約380円)。
特大の梨3個、ザクロ(赤)1個、大ぶりの釈迦頭1個で、85kドン(約425円)。
野菜ほどは激安感はないけど、ものによってはもっと安い。
今が旬のロンガン(リュウガン)は、1kgあたり15kドン(約75円)!
生産者がかわいそうになるくらい、安い(^^;)。
おわりに
日本食中心で暮らそうとすると、使う食材は、ベトナムではメジャーじゃないものも多くなる。
ベトナムの定番食材を使って、ベトナム料理を作って暮らすなら、食材はもっと安くすむだろう。
日本食中心で暮らすなら、なんだかんだ日本と同じくらいはコストがかかる。
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