ロックダウンがつづく市場をぶらり@ハノイ
不要不急の外出禁止(罰金有り)で、出かけられるのは、銀行や買い出しくらい。
先週末、銀行に行きがてら、近所の市場をぐるっと見てきた。
【9/16追記】9/16から、ハノイ市の19の区・郡で飲食店の持ち帰りが再開しました! この日記は再開の前の週の街の様子です。
あちこち封鎖中で遠回り
気づけば、もう9月。
まだまだ暑いけど、そこはかとなく空が高い?
社会隔離中のハノイでは、「伝統的市場」へ行くには、街区毎に発行される、買い物券が必要。
うちの街区では時間指定はなく、月水金日か、火木土日のどちらかで、週2回までとなっているようだ。
...なんだけど、時間によって、市場の入口に係の人がいたりいなかったり(^^;)。
うちの近所は市場といっても建屋はなく、生活道路沿いにお店が並んでるだけ。
そんなオープンな市場なんだけど、市の通達にしたがって出入りを管理するために、市場エリアへの道は、検問をのぞいて封鎖された。
手作り感あふれる封鎖で、その気になれば、通れちゃうけど。
すぐそこのお店へ行きたいのに、ぐるっと遠回りになることも。
そりゃ、こうなるよね(^^;)。
このシートのすぐ向こうにも露店が出ていて、右側の人達は、シート越しに注文してた。
ロックダウン下で営業中のお店は?
市場といっても、店舗なしの露店は、本格的なロックダウンよりも前の5月中旬から制限されて、今はほぼない。
営業できるのは、「必需品」を扱う店舗のみ。
飲食店や床屋や服屋はシャッターが閉まっているなか、果物を売る店がちらほら。
この道の両側に、露店がずらっと出ていたのが、幻のよう。
市場というか、これだと、ふつうの商店街だな。
どんなお店が営業中か見て行くと...
生活雑貨のお店はもりもりで営業中。
扉がなくて、シャッター開けたら直でお店。ハノイではスタンダード。
プラ椅子にゴザに、奥は布団?
吊るされているのは、ハエ取り用の電撃ラケット。
こちらに吊るされているのは、一回使い切りのシャンプーや洗濯用の柔軟剤。
店内には食料品がもりもり。
こちらは消耗品メインの生活雑貨店。
シャンプー、洗剤、トイレットペーパーなどが山積み。
袋が山積みなのは、米屋。
店頭で卵も売ってるね。
こちらは、店内は野菜と果物。
店頭では、生麺のフォーやブンに、揚げパン。
汁も売ってくれたら、食べたいんだけど。
残念ながら、「飲食店」は「必需品」扱いじゃないから、「食材」しか売ってない。
というわけで、本来の商売ができない飲食店や床屋は、即席の八百屋と化してる。
写真がないけど、パン屋、豆腐屋、魚屋、肉屋も営業中。
お店の数が激減して寂しいけど、用は足りるっちゃあ足りる。
もちろん、みんながみんなじゃないだろうけど...
今はできることをして、しのいでいこう。
そのうちなんとかなるさ。
なんとなく、そんなムードが漂っていた。
運動での外出も禁止のハノイ。
「今できること」が、「誰も使えない運動器具で、ゴザを干す」な人もいる。
物干し竿に使う権利は、早いもの勝ちなのかな(笑)。
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