9月下旬、雨宿りと市場と秋の気配と
気付けば、もう9月が終わっていく。
ハノイの夏は5月からと長いのに、今年は学校のオンライン授業や街のロックダウンで、ほとんどこもりっきりだったなあ。
ロックダウンは9/21から緩和されたけど、夏ももう終盤。
最近のお天気や街のことを徒然に書いてみる。
9月のハノイは、天気が読めず
けれど、一年の半分は夏で、5月から10月くらいまで暑い。
とは言え、ピークの6月には40度近く(体感温度は50度近く)あった気温も、暑い日でも33度くらいに。
体感温度は38度だけど(^^;)。
湿度が下がって、晴れた日は気持ちがいい。
すっきり空が青いのは、雨の後の日。
ハノイは、5月から10月が雨季。
雨のピークは8月だけど、最近は台風の影響で大雨が降ることが多かった。
台風自体は、ハノイに来る頃には熱帯低気圧になっていることが多いけど。
普段なら夕方に短時間で降ることが多いのが、先週は一日中降ったりやんだりの日が続いた。
雨の日が続くと、朝方は気温26度に。
気温的には涼しいんだけど、ほぼ水中な湿度97%。
少し動くと、汗が止まらない(^^;)。
天気予報では降水確率30%でも、天気が変わりやすく、局地的にはどこかしらで雨が降っている感じ。
雨宿りの人間観察
そんな台風の影響で不安定なお天気の中、何の気なしに、傘も持たずに市場へ。
家を出て間もなく、ポツポツ。
市場に着くころには、ザーザーに。
あの~、しばらく軒先をお借りしてよろしいでしょうか?
「うむ、苦しゅうない。」
すぐにやむかと思ったけど、これは10分じゃすまないかも...。
ぼーっと、雨の音を聞きながら、道行く人の雨具を観察。
頭にビニール袋だけかぶっている人、ちらほら。
自転車のおばさんは、ノンラー+ぺらぺらの雨合羽率高し。
大きな傘をさして歩く人も。
バイクの人はポンチョ型の雨合羽。
ベトナムのバイク用の雨合羽は、バイクの前面まで被せて使うので、前に透明の窓があったりする。
二人乗りも普通なので、二人羽織な雨合羽もあるよ。
雨、やまないなあ…。
20分くらいして、小雨になってきたけど、完全にはやまず。
あきらめて、しっとり濡れながら買い物した。
少しずつ息を吹き返す街
ベトナム・ハノイはコロナ禍で7月末から、必需品以外のサービスの営業停止がつづいていた。
9/21から、少し緩和されて、いくつかの業種が再開OKに。
床屋や、修理のお店が再開。
飲食店は、持ち帰りやデリバリーのみ再開。
営業しているお店が増えたことで、街にだいぶ生気が戻った。
なかには、営業停止中に、商売変えしたお店もあるけど。
近所の市場は、買い物券制で利用回数が制限されていたのが、入場フリーに戻った。
でも、路地によっては、封鎖されたまま。
屋台エリアは再開許可されず、まだ閉鎖。
露店も出せないようだ。
それでも、店舗にはお客が集まって、にぎわっていた。
街には、ホッとした雰囲気が漂っていた。
中秋節もすぎて、旧暦での一年もあと約4ヶ月。(2022年のテト元日は2/1)
まだ気温30度以上で暑いけど、果物屋には柿がたくさん並び始めた。
どうか秋本番には、学校も再開して、タクシーで出かけたり、外食が楽しめるようになっていますように。
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