1月上旬、暗くてじっとり寒いテト前
常夏と思われがちなベトナムだけど、北部のハノイにはぼんやりした四季がある。
1月の今は、冬本番。
日本に比べればそれほどでもないけど、真夏の最高気温40度から比べると、寒くてたまらない。
空は暗いけど、旧正月前でソワソワしてきた街の様子を徒然に書いてみる。
ハノイは冬本番
どんより暗く、じめじめのハノイの乾季。
年末からの冷え込みは、年が明けてからは多少和らいだ。
けれど、寒い。
気温16度もあれば、あったかく見えるよね?
でも、体感として、寒いんだなこれが。
この日の湿度は89%。
写真では見えてるけど、肉眼だとロッテの上半分が霧に隠れていた。
日本の冬に比べたら余裕なはずなんだけど...
日本の関東の梅雨入りの頃の冷え方に似てるかも。
GW明けにこたつを片付けたことを後悔する、みたいな。
最近は、まれに晴れることもあるけれど...
基本はどんより暗い。
そして、年が明けても、クリスマスツリーは健在!
そして、年が明けたら「年末」本番
2022年のテト元日は2/1。
スーパーのテト商戦は12月上旬から始まっていた。
その後、新暦の年明けとともに、街のあちこちが年末本番に。
通りには、ランタンや「Chúc mừng năm mới」(あけましておめでとう)の垂れ幕が飾られ始めた。
そして、近所のおもちゃ屋や文房具屋でも、テト飾りの販売開始。
しめ縄的なテト飾り、いいなあ。
お値段は170kドン(約850円)前後だった。
ベトナムに住んでから六度目のテトだけど、桃の枝を買う以外は、テトらしいことをしたことがない。
そもそもコロナ禍の前は、テトは旧正月じゃない国へ逃亡旅行してたし。
今年もテト旅行は無理そうだし、何か飾りを買ってもいいかもな。
金柑は12月末くらいから、街に並び始めた。
カフェのはずの店も、臨時の金柑市になってる!
テトが近付くにつれ、大小様々な金柑の鉢植えが、街のあちこちに並ぶ。
桃の花は、年が明けてから、ぽつぽつと街に並び始めた。
まだ扱っているお店が少ないけど。
ああ、年末だなあ。
昨年、初めてハノイでテトを過ごしたら、やることなさすぎてぐったりしたけど...
テト前の街の風景は大好きだ。
テトが明けたら、本帰国は目前。
ベトナムで過ごす最後のテト前をよく味わっておきたい。
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