バナナは果実だけじゃない@ベトナム
ちょっと前は最低気温15度前後で、体感では寒いんだけど…
やっぱり南国なんだなと思ったのは、街でバナナがなっているのを見た時。
果実以外も身近なバナナについて、徒然に書いてみる。
ベトナムで身近なバナナの樹と実
農村部でもない街中を散歩中のこと。
高い建物と建物の隙間で、バナナがたわわに実をつけていた。
お店で見るひと房って、全然ひと房じゃなかったんだ(^^;)。
樹もとても大きくて、7~8mあったかな。
バナナはベトナム語でChuối(チュオイ)と言う。
バナナは近所の市場でも通年見かけるし、とても安い。
バナナは、バナナ単体のお店で売られていることが多いかも。
天秤棒の行商や、路上にずらりバナナを並べて売る店も。
種類もいろいろで、日本でよく見るような長いもの、太くて短いもの(もちもちでうまし!)、モンキーバナナ的な小さいもの…などなど。
完熟の黄色だけでなく、未熟な緑のバナナも売っている。
黄色い長いバナナは、日本の2倍くらいのひと房で10kドン(約50円)程度。
バナナは黄色い果実だけじゃない!
黄色のバナナはそのまま食べるけど、緑のバナナは料理や薬味用。
緑のバナナは生だと渋い。
けれど、巻物などに入れると、酸味やバナナの香りがおいしい。
煮込んで食べたりもするようだ。
ベトナムではバナナは、果実以外もよく使われている。
小さなバナナの葉は、おこわなどのラッピングの定番。
近所のバナナ屋ではこんな光景も。
ひときわ目立つ(?)街路樹の根元に並べられているのは...
バナナの花のつぼみ。
細切り&アク抜きしてから、薬味やサラダに使われる。
バナナの花自体は味はあまりないけど、しゃくしゃく食感。
ブンジウクアやブンボーフエなど、麺類に添えられる。
甘酸っぱい和え物的な、バナナの花のサラダはおいしい。
結婚式や宴会でよく出てくる。
ベトナムでは、完熟果実以外も親しまれているバナナ。
機会があれば、花や青い実もお試しあれ。
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