2月、ハノイ的には超寒い日々
ベトナム北部のハノイには四季があり、今は冬の終わり...のはずが、今年はテトが明けてもなかなか暖かくならず。
2月下旬は、最低気温が10度を下回り、ハノイ民的には極寒に。
テト明けから2月下旬の街の様子を、徒然に書いてみる。
寒いけど、路上であったかご飯
寒い!
けれど、道で麺をすする、ハノイの冬。
テトが明けると、例年暖かくなってくることが多いのに、今年はいつまでも寒い。
その上、雨の日も多い。
肉まんの暖かさが身に染みる。
寒くても、路上でのローカル飯は健在。
熱々の汁麺が人気。
テト休みのあとも長らく休んでいた、近所の鶏フォー屋。
元宵節の日に、やっと再開。
元宵節のお供えものが並ぶ中、フォー ドゥイガー(鶏モモ肉のフォー)を注文。
久しぶりのフォーガー、キター!
街を眺めながら、いただきます。
澄んだ鶏スープに、程良く食感のあるフォーの麺がうま〜。
持ち帰りもいいけど、道で食べる、できたてのフォーは格別。
寒いけど、色鮮やかな市場
いや〜、寒い!
ある朝の気温は、なんと8度。
常夏のホーチミンがうらやましい。
東京のが、気温が近いな。
そして同じ週の後半は、最高気温24度。
日々の寒暖差がえぐい、ハノイの冬。
ハノイは、夏以外は気温がわりと乱高下する...。
寒いけど、久しぶりに雨がやんだ日。
市場をぶらりといけば、通りはにぎわっていた。
テト休みが開けてしばらくたって、街もようやく平常モード。
露店もたくさん戻ってきた。
もりもりのオレンジ屋さん。
寒い季節は、自家製オレンジジュースが甘くておいしい。
寒いけど、果物屋に並ぶ果物は、ドラゴンフルーツやマンゴーで南国らしい。
花の露店には、定番の菊やゆりに加えて、色鮮やかなダリヤ。
ザボンの花を買ってみた
日本にいたころは、花を買うことなんて皆無だったけれど...
ハノイの街では、花があちこちで売っていて安いので、時々買うようになった。
近所だと、定番のバラ、ゆり、菊が多いけど、元宵節にこんな露店に遭遇。
マスク越しでも感じるほどの、いい匂い。
ザボン(ポメロ)の花だ!
100gで30kドン(150円)の高級品。
...だったみたいだけど、初めてでよくわからずいっぱい買ってしまった。
ちょっと大きいけど、お茶の花みたい。
残念ながら、ほとんどがつぼみのまま萎んでしまったけれど...
まさに「芳香」な華やかな香りは感じられた。
ハノイの人々は、季節や行事や、見た目や味や香りや、いろんなものを楽しんでいるんだな。
食べる方のザボンの話。よろしければこちらも。
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