ハノイ駄日記

ベトナムの首都ハノイで、子連れで働き暮らしていた日々の雑記。

ハノイ郊外のバッチャン村でバッチャン焼きを買う(2022)

ベトナム土産でも有名な、バッチャン焼き

ベトナムハノイの郊外には、陶器で有名なバッチャン村(Xã Bát Tràng)がある。

ハノイ市街地からは車で30~40分ほど。

チャーターしなくても、Grabなど配車アプリを使っても行き帰りそれぞれ車を呼べた。

2022年の冬、バッチャン村へ本帰国前の爆買いに行ってきたので、今更ながら書いてみる。

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ニューバッチャンのLC HOMEはお勧め

バッチャン村まで行くなら、LC HOMEにはぜひ。

この日はタクシー(Grab)で直接LC HOMEへ。

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LC HOME

 

中は3フロアくらいあったかな。(記憶が薄れ始めている…)

店内撮影はNGと言われて、残念ながら写真はなし。

入口のフロアがメイン、その上は大物がならんでいて、更に上のフロアは一部アウトレットコーナーになっていた。

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LC HOMEの店舗はトイレもきれいで安心。

 

伝統的なバッチャン焼きは、電子レンジなどNGだけど、LC HOMEで扱っているニューバッチャンは電子レンジも食洗器もOK。

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LC HOMEはデザインの幅広さが魅力。

伝統的なバッチャンのアレンジ、しずく模様、マーブル、金属のような光沢の釉薬

これでもごく一部で、初来店時は2時間くらい悩んだ(^^;)

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陶器市場よりはお高めらしいけど、茶碗が70kドン(約387円)から、長方形の大皿で250kドン(約1380円)と、リーズナブル。

LC HOMEの器は市街地の土産物屋やWebでも多少買えるけど、バッチャン村の店舗の品ぞろえには遠くおよばないので、ぜひ行ってみてほしい。

 

バッチャン村のバッチャン陶器市場へ

すでに大量の食器を購入したけれど、陶器市場も行かなくちゃ!

LC HOMEからバッチャン陶器市場(Chợ gốm Bát Tràng)の間は、徒歩10分弱(550m)の道のり。

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道もわかりやすいし、歩ける距離なんだけど、器がずっしり重い…。夏場だったら暑くて死にそうになると思う。

 

市場周辺には陶磁器の店が軒を連ねていて、黄色い旗で華やかだった。

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バッチャン陶器市場(Chợ gốm Bát Tràng)は本当に焼き物のお店だらけ。

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狭い通路をはさんで、ここもあそこも陶磁器のお店。

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ぐるっと見て回るだけでも、ワクワクする。

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深い青、薄いグリーン、真っ白、手書きの絵付け皿…


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amai似のお皿もあれば、立体的な装飾の高級品も。

 

え?バッチャン焼きってどういう焼き物なの?

って思った、そこのあなた。

いろんなデザインがあるけど、バッチャン村で作られた陶器だけをバッチャン焼きと呼んでるみたいです。

バッチャン焼きには、裏にBat Trangの印が入れられる。

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印のパターンはいろいろ。一番右のように、お店の名前+「Made in Bat Trang」と入っている場合もある。

バッチャン村で売られていても、裏が無銘のものはバッチャン焼きじゃない可能性有り。

 

バッチャン市場で日本人好みの器がそろうお店へ

陶器市場の中には、数多のお店に数多の器。

とても選べないので、友人達のお勧めのお店へ行きました。

No.54 Zone Eのお店「Hung Huong Handmade Ceramic Products」へ。

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看板に日本語

お店の方は、英語が通じた(と思うけど、記憶が…)。

 

使いやすいデザインがそろっているのと、値札が付いているのがうれしい。

(たくさん買えば値引き交渉もできる。)

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陶器を彫って模様を付けているシリーズ。


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こちらは、バッチャン焼きの中ではお高めのシリーズ。

と言っても、右のマグカップで230kドン(約1270円)。

 

お魚の蓋つきの器がかわいい!


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一輪挿しもいいなあ。

この辺は、The バッチャン焼きな菊やトンボ柄。


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豆皿は柄ちがいでそろえたくなる。

 

青や緑や赤など、一色で絵付けしたシリーズも良き。


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右のいろんなお菓子?おかず?を盛り付けられそうな器、直径30cm以上あったけど、340kドン(約1876円)とお手頃だった。

 

ベトナム土産にいいサイズなら、この辺はいかが?

鍋しきは60kドン(約331円)。


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小物入れやれんげやれんげ置きは50k(約276円)ほどだった。

おわりに~〆は露店の軽食で

バッチャン村はあまり食事をとる場所がないと聞いていた。

市場の外の通り沿いの2階には多少レストランが見えたけど…あまり心惹かれず。

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お腹ぺこぺこでもないし、街まで戻ってからにしようかどうしようか…

さくっと露店いっちゃう?

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この日は友人達と来ていて、だれか露店NGの人いるかなと思ったけど、みんないけるクチだった。

葉っぱに包まれた何か、豚か鶏っぽい串焼き、サツマイモっぽい丸いお焼きをゲット。

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これで35kドン。

サツマイモお焼きは、ココナッツの細切りも入っていて、素朴な甘味。

串焼きは間違いなしの甘辛味。

そして、葉っぱのやつは、Bánh Tẻ(バインテー)というHà Tây省の名物だった。

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もち米じゃなくて普通のお米の餅に、甘じょっぱい豚肉入り。

これうま~!

持ち帰りで大量に買っていくベトナム人がいっぱいいた。

 

長々と書きましたが、実は在住6年目にしてこれが初のバッチャン村でした。

バッチャン村に誘ってくれて、いろいろお店を教えてくれた友人達に感謝です。

 

バッチャン村で見た、豚の貯金箱の話。よろしければ、こちらも。

zabon-inu.hatenablog.com

 

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