ベトナム野菜見学:実食は夜来香の花で
普段、自宅で料理に使うのは、日本でも馴染みのある野菜ばかり。
ベトナムは野菜の種類が豊富で、日本と同じようなものから馴染みのないものまで、もりだくさん。
今日は、ハノイのスーパーでよく見かける、ベトナムな野菜の一部について書いてみる。
瓜ってこんなにあったんだ
日本でも瓜科の野菜はたくさんあるけど、ベトナムでは、瓜らしい瓜の種類ちがい、みたいな野菜が多い。
こぶりでくせのない、ハヤトウリ。
皮をむいて薄切りに。ニンニク炒めなどにすれば、しゃきしゃきでおいしい。
味噌汁に入れてもいける。
南国なので、沖縄と同じ野菜も食べられている。
日本でもすっかりメジャーな、ゴーヤ。
そこまでは浸透してない、ヘチマ。
この辺は小さめだから、まだ使いやすそう。
名前がわからない、大物の瓜たち。
黄緑のまだら模様の長い瓜。
濃い緑の長い瓜。
太くて、少し白っぽい緑の瓜。
冬瓜に近そうな気もするけど、大きさ的に使い切れる気がしない。
かぼちゃも瓜だよね。
皮は茶色で、細いの、平たいの、なんかいろんな形がある。
ベトナムのは、甘くなくてしゃきしゃき系な印象だったけど...
このかぼちゃは、しばらく置いてから使ったら、甘くておいしかった!
日本のものよりは、水っぽかったけど。
これもかぼちゃの仲間な、ズッキーニ。
緑も黄色もあるし、安くて気軽に使える。
日本で見るのより、大きいものが多いかも。
きゅうりは、瓜感の強いごんぶときゅうりと、日本のと近い味のミニきゅうり。
うちではミニきゅうりの方を愛用。
この、ぐるぐるの実、瓜だよね?
生食なのか、加熱して食べるのか...?
なすやトマトなど、まだまだ瓜科の野菜はあるけど、今日は割愛。
カブっぽいけど見慣れない野菜たち
ベトナムでは白いフツーのカブは見かけないけど、カブっぽい形の野菜はある。
どこでもよく見かける、ヒカマ(クズイモ)。
皮をむいて、切って、生食できる。
ほの甘くて、サクサク、ちょっとねっとりだったような...。記憶が曖昧(^^;)。
火を通してもいけるらしいけど、おやつにもよく食べられている印象。
白いカブはないけど、赤いビーツはメジャー。
ベトナム語だと、黒いカブみたいな意味かな?
独特の土っぽい香りがある。
緑のカブな見た目の、コールラビ。
実は根菜じゃなくて、地上になる。
キャベツの仲間で、肥大した茎らしいよ。
カブっぽい使い方ができるみたいだけど、まだ試したことがない。
そして、細長いカブでも、白い人参でもなくて、小さな大根。
K-marketや富分などでは大きめの種類のを売ってるけど、ローカルなスーパーだと小さいのが主流。
小さいのは、かなり厚く皮をむかないと、筋っぽいこともある。
大きめのは日本のより瑞々しくて味がよく染みる。
水分が多いからか、日本のものより日持ちしない。
白菜やキャベツは品種違いでいろいろ
葉野菜は見た目のめずらしさはあまりないけど、品種違いがたくさん。
白菜はよく見るのは、2種類。
日本の味に近い、小さい白菜。
炒め物に向いてる、細長い白菜。
細長い白菜は、煮込んでもあまり柔らかくならない。
キャベツも数種類。
球形のキャベツ。
平たい形のキャベツ。
円錐っぽい形のキャベツ。
紫キャベツまで。
全部買ったことあるけど、紫キャベツ以外は、私には味の違いはよくわからない(^^;)。
ベトナム人はどう使い分けているんだろう?
レタスもいろいろあるけど、写真がないので、また今度で。
今日の実食!夜来香の花(ホア・ティエン・リー)
ベトナム料理を調べると、「花鍋」とか出てくるけど、残念ながら、ハノイでは一般的ではない。
そんなハノイでもよく見かける花野菜が、ホア・ティエン・リー。
スーパーでは、パック詰めで、冷蔵コーナーにある。
出してみると、こんな感じで、黄緑の花のつぼみ。
小房に分けられているので、ざぶざぶ洗うだけで使える。
和風に食べるなら、シンプルにゆがいて、おかか醤油でもいける。
調べてみたら、レストランだと、ニンニク炒めで食べることが多そう。
うちにはベトナムな調味料はないので、適当に中華っぽい味で、牛肉とニンニクと炒めてみる。
お湯も入れてみたよ。
こちらを参考にさせていただきました。
火力が足りず(というかお肉欲張りすぎで)、ちょっと汁っぽくなったけど、完成。
他の楽ちん野菜おかずとともに、いただきまーす!
くせのない味で、しゃくしゃくした食感で、おいしい!
ビアに合うー!
味の表現が難しいんだけど...(^^;) 強いて言うなら、アクと苦味が全くないアスパラみたいな?
ほのかな甘みと、青野菜の爽やかさに、つぼみのしゃくしゃく感が絶妙。花の香りとかはない。
たまには、いつもと違う野菜もいいね。
次は、ヒカマか生胡椒あたりを試してみようかな。
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