ハノイ駄日記

ベトナムの首都ハノイで、子連れで働き暮らす日々の雑記。

ベトナム・ハノイで、実際の駐在生活はどんな感じ?(2021年11月)

【2021年11月更新】

ビジネス目的で、ベトナムに赴任する人が増えてきた、今日この頃。

これから住む予定の人は、ベトナムって、実際に住んでみたらどんな感じなのか、気になることかと思う。

北部のハノイで暮らす、小学生の子連れ駐在員の一家庭の視点でだけど… これまでの関連記事のリンクとともに、書いてみる。

※長文なので、興味のあるところだけ、目次からどうぞ。

 

はじめに:ハノイは四季があり、日系チェーン店は少ない

ベトナム首都ハノイは、南北に長いベトナム北部に位置する。

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常夏っぽいベトナムだけど、ハノイにはぼんやりした四季がある。

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夏場は最高気温40度冬場はたまに最低気温10度以下まで下がることも。

一年の半分は夏で雨季。

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けれど、寒い時季もあるので、住むなら冬服も必要

薄手のダウンくらいで十二分だけど。

zabon-inu.hatenablog.com

 

ハノイには、日系のお店やサービスもある。

けれど、日系チェーン店は、南部の大都市・ホーチミンに比べるとあまり進出していない

日系コンビニはゼロ。唯一のコンビニはサークルK


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ホーチミンにあってハノイにないもの高島屋吉野家すき家大戸屋ファミリーマートセブンイレブンミニストップマツモトキヨシヤマザキパン… まだまだありそう(泣)。

...とは言え、日本っぽい家庭生活を送ることはできる。

 

普段の食生活は?

日本と同程度のコストをかければ、日本と同じような食生活を送れる。

我が家は自炊は、日本食(和洋中)100%

食材 カテゴリーの記事一覧 - ハノイ駄日記

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自炊は和洋中のみ。

ハノイでは、日本食の調味料も、日本に近いお米も、生食できる卵も買える。

どこでもなんでも手に入るわけではないので、時間に余裕をもって、まとめ買いやデリバリーで。

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あと、日本からの輸入品は約2〜3倍のお値段

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現地品でいいもの、代用できるものは、ローカルスーパーで。

zabon-inu.hatenablog.com

  

外食は、日本食レストランも、それ以外の各国のレストランも、いろいろ楽しめる。

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  • 日本食は、日本と同じくらいの価格。なんちゃってじゃなくて、普通においしいお店が多数。
  • 西洋料理は、日本よりもリーズナブルで本格的なお店も。
  • 中華料理は、ハノイはすごく少ない(T T)

 

ベトナム料理は、我が家ではたまにだけ。

名物料理や朝食などを、観光客みたいな気分で食べに行く。

ベトナム料理 カテゴリーの記事一覧 - ハノイ駄日記


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各国料理のデリバリーも豊富。

日本語や英語で、デリバリーサービスから手軽に注文できる。

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子供の幼稚園や学校は?

ハノイの場合は、幼稚園から中学校までは、日本語で日本と同じような教育を受けられる。(保育園はなし)

うちの子は、日系幼稚園→ハノイ日本人学校(小・中一貫)。

  • 通園・通学は、どこもスクールバス
  • 食事は、日系幼稚園給食付きだけど、日本人学校お弁当持参。(希望者は指定業者のお弁当を注文できる。)

 

ハノイには、複数の日系幼稚園がある。

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だいたいは、年幼から通えて、朝食/昼食/おやつと給食がある。

教育方針、通園にかかる時間、園の設備、学費など、見比べて選べばいいかと。

 

ハノイ日本式の小/中学校は、ハノイ日本人学校のみ。

生徒数は、2020年8月時点では、小学部330人中学部61人

少人数でクラスを分けていて、2020年は中3以外は、各学年2~4クラス。

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小1から英語/ベトナム語の授業もある。英語はレベル別。

日本の教科書で勉強し、そうじの時間や係もあり、運動会にはソーラン節を踊ったりしつつ、社会科見学でローカル市場やイオンへ出かけたりもする。

 

インターナショナルスクール(英語)は、幼稚園から高校まで複数有り。

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日本人家庭でも、インターナショナルスクールに子供を通わせているお宅も多数。

よく名前を聞くのは、British International school Hanoi(BIS)、米国系のConcordia International School Hanoiコンコルディア)、国連国際学校のUNIS Hanoi(ユニス)あたり。

 

学費の負担について、駐在家庭でよく聞くのは、日本人学校の場合は会社負担、インター校の場合は自己負担。幼稚園は会社によりけり。

ハノイ日本人学校は、2020年3月時点の学費/バス代は、一か月あたり約600USDで、別途、入学金800USD。

インター校の方が学費が高く、日本人学校の2~3倍。

 

ベトナムへ持参した方がいいもの(就学児・就園児)

昨今のコロナ禍で、オンライン授業や、一時帰国が難しい状況が続いているので...

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  1. お子様の人数分のタブレット端末など

    ハノイ市では、2021年は6か月以上もオンライン授業になっている。(2021年11月時点)

    オンライン授業を受けられる環境は必須。マイクとカメラ機能のあるパソコンでもOK。

    新品のIT機器は日本で買う方がコスパがいい。

     

  2. 学用品文房具(特に日本人学校の場合)

    日本人学校では、学習ノート、毛筆の習字道具、辞典、裁縫セット、コンパス、彫刻刀…など、ベトナムで入手しづらいものを多数使用する。

    ハノイ日本人学校のWebサイトで、各学年で使う学用品を公開しているので、来越前に一年分は用意しておくと吉。

    また、文房具は、日本で買う方がコスパがいい(特に品質!)。

 

英語は?ベトナム語は?

ビジネスでは英語を使っている人が多数派だろう。

けれど、ベトナムの街中では、英語はあまり通じない

観光地や、外国人向けのお店くらい。

でも、英語ができれば、アクセスできる情報も増えるはず。

 

普通の街の人や、タクシードライバーには、英語はまず通じないので、タクシーの道案内数字くらいは、ベトナム語を覚えた方が暮らしやすいと思う。

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私は、ではベトナム語のわずかな単語片言英語職場では日本語オンリーで暮らしている。

大きなトラブルがなければ、翻訳アプリを駆使で暮らせる(^^;)。

 

街での移動方法は?交通手段は?

うちは、どこに行くのもタクシーGrab)。

初乗りが約25〜75円と、日本に比べて格安。

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ハノイの主な公共交通機関はバス。

電車(メトロ)は十年の歳月をかけて、最初の路線が2021年11月6日に開通! けれど、ハノイ市全体をカバーするのはまだまだ先だろう。

 

ファミリーカーが付く会社もあるけど、多くの家庭では自力でGrabを使ってる印象。

バスを使う人もいるけど、バスのルート上に居住地があれば、だろうな。

キンマー界隈は、バスも便利そう。

 

バイク車の運転は、駐在家庭は、会社のルールで禁止の場合が多い。

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特にハノイの街中は、交通マナーがぐちゃぐちゃで、難易度高いので(^^;)。

地元ベトナム人はバイク移動が基本。荷物の運搬もバイクで。 

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住環境は?自宅での暮らしは?

駐在家庭の多くは、家具家電付き、ジムやプール有りの、コンドミニアム(分譲マンション)かサービスアパートに住んでいる。

サービスアパートはハウスキーピング付き。コンドミニアムは普通はなし。

個人でメイドさんを雇う人も割といる。(時給2~4USDくらいから。)

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我が家は以前は、ベトナム人オーナーから、コンドミニアムの一室を借りていた。

数年間、快適に暮らしていたのだけれど、住宅の老朽化に伴い、トラブル多発になってきて、引っ越し。

もはや笑い飛ばしてほしい、トラブル話はこちら↓。 

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途中でサービスアパートへ引っ越した。

週3回のハウスキーピング(洗濯と洗い物以外)、ウォーターサーバー、日本のテレビ視聴サービス付き。光熱費一部と、ジム/プール代も込み。

キーパーさん達もメンテナンスの人達も、複数人体制で、サービスが途切れることがない。

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けれど、備品の故障はちょいちょいある。

対応は早いけど、一度で直らないこと多数。

 

管理会社やオーナーを過信せず、住環境に不具合がないかは自分で気にかけて、問題があれば明確に要求すべし。

 

また、子連れの場合は、日本人家庭が多いレジデンスを選んだ方が、子供同士で気軽に遊べていいと思う。

ハノイは、交通事情的に、子供だけで別のレジデンスへ遊びに行くのは無理。

どこに日本人が多いかは、不動産屋会社に聞くべし。

  

服や日用品の買い物は?

ここ数年で段々と便利に。

選ぶ楽しみまではいかないけど、手に入れる手段はあるのが、ありがたい。


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調理家電は日本から持参がお勧め。変圧器はベトナムで買える。

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各種生活用品は、ローカルのスーパーで、洗剤やシャンプーなど普通に買える。
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あとは、ドラッグストア系がもっとほしい!

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日系スーパー・富分のドラッグストアができたけど。

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娯楽は?休日の過ごし方は?

日本の都会に比べると娯楽は少ない

 

私のもっぱらの暇つぶしは、ハノイ散歩カフェでお茶。

散歩 カテゴリーの記事一覧 - ハノイ駄日記

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あとは、家族で外食(飲み)。たまにマッサージ

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子どもは、泳げる時期は、レジデンスのプール

あとは、屋内のプレイグラウンドゲームセンタートランポリン

たま~に動物園や水族館。 

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ほかには、男女問わず、サークルに参加して、スポーツや音楽や飲み会とか?

ガイドブックやフリーペーパーで、楽しい場所を探して行ってみるとか?

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男性陣なら、ゴルフや、たまにカラオケ

どちらも仕事上の付き合いの側面が強そうだけど。

 

女性陣なら、友人と習い事ランチ

ネイルサロンや、たまに服などのオーダーメイドかな?


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コロナ禍がなければ、一番の娯楽は旅行だろうな。

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ベトナム国内には、ビーチリゾートや観光地がいろいろ。

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近隣諸国への海外旅行も、タイ、カンボジアシンガポール、マレーシア、ラオス...などなど。飛行機で2〜4時間くらいで行ける。

ただし、ベトナムは祝日が少ないし、土曜も営業する会社も多い。

 

病院や薬は?

高度医療が必要な状況となると心配だけど、風邪や軽いけがなどであれば、そんなに困ってない。

我が家は、日本語通訳付き&海外旅行保険自己負担ゼロ(交通費は自費)で、病院に行っている。

ハノイには、日本人医師のいる病院もいくつかある。その場合は、直接やりとりできて、より安心。

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歯医者も日系が複数。

自費診療だけど、あとで日本の健康保険に申請すれば、多少戻ってくる。

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とりあえずの様子見の時は、街のあちこちにある薬局で、処方箋なしで簡単に薬も買える。

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日本への一時帰国は?

以前はわりと帰りやすかったけど、コロナ禍で、「一時的な」帰国はほぼ無理。

 

コロナ禍での状況

現状では、ベトナムから日本へ、本帰国ならできるけど、一時帰国は難しい。 

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駐在家庭にとって、一番のネックはベトナム側の外国人の入国制限で、一旦ベトナムを出ると、ベトナムへ戻るのに手続きだけで1ヶ月半から2ヶ月かかるとのこと。

日本も海外からの入国は制限しているけど、日本人は入国できる。(入国後、14日間自己隔離。ワクチン2回接種で短縮有り)

※正確な最新情報は、在ベトナム日本国大使館のWebサイトでご確認お願いします。

 

2020年1月以前の状況

我が家の場合は、年に2回、一時帰国していた。

周りの日本人駐在員家庭も、だいたいこんな頻度かと。


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ハノイ-日本間は、飛行機で5〜6時間

定期便も毎日複数飛んでいたので、緊急で必要があれば、すぐ帰ることもできた。

時差も2時間だけ(日本で午前10時なら、ベトナムは午前8時)だし、コロナ禍がなければ、近めの海外。

 

まとめ:自分基準でぼちぼちで

ベトナムという異国の地なので、なんでも日本と同じなわけはない。

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受け入れ難いことがあっても、文化の違い、価値観の違いとして、ある程度はスルーできたほうが、楽しく暮らせると思う。 

 

2021年現在のベトナムハノイは、日本と同じような生活をしようと思えば、手段はある

とは言え、どこでもなんでもできるわけではないから、思わぬところでけっこう疲れる。ぼちぼちで。

 

あとはどこまでベトナムのものを取り入れて暮らすのか

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市場の買い物は値札なし!

駐在の場合は、海外・ベトナムに住むことが主目的ではないよね?

「せっかくならその土地ならではの経験を」と思うけど、無理せずにすむ、自分にとっての落としどころを探っていけばいいかと。

 

それでも、凹むときはあるだろう。

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くだらないきっかけでも、凹む自分を責めすぎず、凹んでおきたい。

そして、気分を変えたくなってきたら、散歩でも、まったりお茶でも、マッサージでも、こもって漫画三昧でも、自分にとって楽しいことでストレス解消。

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がんばりすぎず、「違う」ということを楽しんでいけたらと思う。

 

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