テトをベトナム・ハノイで過ごしてみて思うこと
2021年は2/12が旧暦元日で、2/10〜2/16がテト休みだった。
コロナ禍でどこにも行けず、在住5年目にして、初めてハノイでテトを過ごしてみた。
結論から言うと、ベトナムのテト期間は、外国人はやることないし、可能なら旧正月じゃない国で過ごしたい(^^;)。
テト中、がらがらのハノイの様子を書いてみる。
2/12:みんなどこへ?テト元日の無人の市場
ベトナムのテトについて、事前に聞いていたことは...
話には聞いてたけど、本当だった(泣)。
テト元日の2/12、近所の住宅街や市場からは、人の気配がほとんど感じられず。
日本の都会もそうだけど、首都ハノイには地方出身の人が集まっている。
テトにはみんな帰省するので、街の人口は激減。
在宅のご家庭も、家で親戚で宴会なので、外を出歩いてる人が少ない。
テト前とテト中の市場、びふぉーあふたー。
人も物もどこへ行ったの???
静寂の中、まるで森のように小鳥の声が響く。
感覚が麻痺してたけれど、バイクの音って、けっこううるさいんだな。
なんか、別世界に来ちゃったみたい。
と、まあ、この辺までは非日常にちょっとワクワクしていた。
2/14:お店はまだまだ休みで、動物園は盛況
旧暦で1/3な、2/14。
やることがないので、またまた散歩。
VinMart+はまだお休み。
サークルKは営業。
リンラン市場も閉場。
市場周りで、わずかに花や野菜を売ってはいた。
こんなところに、ブンジウ屋なんてあったけ?
テトだけの営業?
麺屋はちらほらやっていて、地元民的には食いっぱぐれはなさそう。
別の市場は、もう少し活気があった。
市場自体は閉場で、外で肉や野菜を販売。
テト価格で値上がりとかあるのかな?
みんながこれだけ休んでたら、多少高くても、売ってくれるだけ、ありがたいよね。
こんな昭和のお正月のような街のなか、めずらしくにぎわっているスポットが。
大晦日は静まりかえっていた、トゥーレ公園の池は一転。
目力強めのスワンボートは、大盛況。
ハノイ動物園は営業していた。
中には入ってないけれど、周辺だけでも行楽ムード満天。
そりゃ、子供達は、宴会ばっかりじゃあきちゃうよね。
そんな動物園をちら見してから、富分で買い物して帰宅。
...
ん?
2/14って、バレンタイン?!
テト感しかないから、完全に忘れてた...(^^;)。
2/16で終わらなかった、テトモード
ベトナム政府の決めた祝日は、2/10〜2/16だった。
けれど、お店や会社によっては、前後に数日くっつけて、連休にしていた。
テト明けなはずの、2/17(水)も、またまだ休んでいる店は多かった。
それでも、もうデリバリーはいけるだろうと、さっそくファストフード。
Grab FoodでYu Tangを堪能。
別の日、近所のブンチャー屋も再開したので、マンベー(持ち帰り)で。
お昼にガツンと味のホットフードを食べまくった。
そして、レジデンスのミニマートも再開したので、材料をゲットして、遅ればせながらのガトーショコラ。
テト前に思い出せていれば、当日にできたのにね(^^;)。
ベトナムはバレンタイン感が皆無だった。(言い訳)
結局、街の多くのお店が「テト明け」になったのは、週が明けて、2/22になってからだった。
結論:ベトナムのテトは、海外か国内リゾートへ
テト元日くらいまでは非日常を楽しむ余裕もあったけれど、テト期間中にキツかったのは...
- 出かけづらい。
Grabタクシーが高い&つかまりにくいので。 - 連休のほとんどの食事を家で自炊。
営業している外食のお店が少ないし、デリバリーも、配達人が少なくて取り合いなので。 - 自炊以外の家事も増える。
ハウスキーピングもテト休みなので。
全然、休みじゃない(泣)。
そして、テト明けも、しばらくは再開しないお店多数。
海外からのベトナム旅行は、テトとその直前直後は避けるべし。
ベトナム住みは、可能なら、海外か、サービスの止まらない国内リゾートへ逃亡で。
来年はテト旅行に行けることを、鬼に笑われても、今から祈ってる。
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