ベトナムでハイビスカス(ローゼル)シロップを自作
毎年気になりながら、「めんどくさそう」「高いかも」とスルーしていた、ハイビスカス(ローゼル)。
市場で買って、シロップなどなどを作ってみた。
ハノイでハイビスカス(ローゼル)を求めて
ベトナム北部のハノイでは、11月頃に市場などで出回る、ハイビスカスのがく。
ベトナム語では、Hoa Atiso(ホア アティソ)、「アーティチョークの花」と呼ばれている。
形が似ているからだろうね。
っていうか、ハイビスカスティーに使われる、コレ。
実は、ハイビスカスじゃなくて、「ローゼル」っていう別の花のがく。
今年初めて見かけたのは、10月末だった。
ベトナム土産でハイビスカスシロップってあるよね。
作ってみたいかも。
...と思ったんだけど、この日はおかずを作りだめする予定だったので、挑戦せず。
明日か明後日にでもやってみようと思っていたら…
明日やろうは馬鹿野郎だった(泣)。
この後、近所の市場ではハイビスカスを全く見かけず。
探してない年は、リンラン市場などでは、よく見た気がしたのに…。
忘れかけていた、12月頭。
あれに見ゆるは!
モッカン、バオニューティエン?(1キロいくら?)
露店のおっちゃん答えて曰く、「ハイラム」(25)。
25 →25,000 →約125円。
そんな安いの?! 相場は知らないけど。
チョトーイ、モッカン!(1キロくださいな。)
翌日、同じ露店を見たら、ハイビスカスは売ってなかった。
今度は、明日やろうは…にならずに済んだ。
ハイビスカス(ローゼル)を下処理
近所の市場で1kgゲットした、ハイビスカス(ローゼル)。
下を落として、がくを開いて、まんなかの実を取り除いて…
想像はしていたけど、やっぱりめんどくさい(^^;)。
使うのは、周りのがくの部分。
この真ん中の実も、塩漬けにすると梅干しみたいに食べられるらしいけど。
(by「ベトナム ハノイの台所事典」ハノイたべもの研究会 )
ちょっと鮮度が悪く、傷んだものを避けたり、実を全部取り除いた結果...
1kg買って、がくの部分は349gだった。
鮮度が良くても、1kgで500gとれればいい方だろうな。
ハイビスカス(ローゼル)で保存食を作る
めんどくさい作業終わり!
やっと、楽しいとこだ。
氷砂糖も用意して、3種類作るぞ!
その1:ハイビスカスのお酒
ハイビスカス(ローゼル)のがく、氷砂糖は同量で、ウォッカを適当に注ぐ。
冷暗所で寝かせて、一か月後から飲めるらしい。
楽しみ~。
本当は煮沸消毒したガラス瓶でやるべきなんだけど、プラスチックのボトルにしちゃった…。
できたらすぐ呑み切るから、大丈夫と思いたい。
その2&3:ハイビスカスのシロップ&ジャム
ハイビスカス(ローゼル)のがく、氷砂糖は同量で、しょうがの薄切り、水を適当に。
小鍋でことこと煮て、あくをとって。
がくをこして、液体はシロップに。
がくは、更にお砂糖を足して煮詰めて、ジャムに。
わーい! 赤いの3種類できた!
お酒はまだお預けだけど。
ハイビスカスシロップを、ソーダで割って飲んでみた。
甘酸っぱくて、さわやか~。
ハイビスカスジャムは、食パンに塗ってもぐもぐ。
こちらも、甘酸っぱくて、がくの食感もほどよい。
早くお酒も飲みたいなあ。
めんどくさかったけど、やってみてよかった。
がくに、そのままお湯を注いで、ハイビスカスティーでも楽しめる。
機会があれば、お試しあれ。
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