12月前半、青空からだんだん霧のハノイに
12月に入り、暖かいながらも冬本番。
南国の冬の街の様子を、つれづれに書いてみる。
青空さよなら?だんだん暗い空が増えてきた
今年のハノイは、11月後半から12月頭までは、晴天の日々がつづいていた。
10月の気温の乱高下がうそのように、最高気温25度前後で、温暖そのもの。
ハノイでは貴重な青空に、太陽の光があったかい。
体感的には、日本の秋や春くらい。
そんな、一年で一番気持ちのいい季節を一ヶ月ほど満喫したのち...
12月二週目あたりから、ぐっとハノイの冬らしくなった。よくない意味で。
ある朝、濃いスモッグで、太陽の輪郭が見える件。
毎年、冬は、ハノイの大気汚染が特に深刻になる。
湿度も高まり、真っ白な霧に包まれる街。
霧の濃い朝、気温は19度、湿度93%。
これがハノイの「乾季」。暗いけど雨はほとんど降らない。
写真だと離れたビルが写っているけど、実際には先がほとんど見えなかった。
ここからテト(旧正月)に向かって更に寒くなると、野焼きやたき火が増えるのか、大気汚染も増々ひどくなる。
すでに晴れ間が恋しいなあ。
あったかいけど、ハノイ民は冬モード
11月あたりから、ハノイ市民は真冬の服装になっていった。
ダウンを着ている人も多い。
まあ、バイク移動で冷えるというのもあるだろうけど。
市場でも、冬服の露店が大盛況。
こちらは、子供服の露店。
ヴィ、ヴィトンだと?! なんて贅沢な!
ハノイ民は「子供は風の子」とは真逆の考え。
赤ちゃんも、もっこもこに着せられている。
服装だけ見ていると、すごく寒そうだけど... この時は気温17度だった。
そして、12月中旬の今も、昼間には気温25度前後になることが多い。
ハノイ的には冬だけど、うちの風の子は、年中半袖半ズボンで過ごしたがる。
「冬」にこんな子供を連れていると、良識あるベトナム人の皆様に、めちゃくちゃ心配されます。
特におばさまやおばあさまから、「もっと着せてあげなさい!」って言われます。
ベトナム語わからないから、内容は想像だけどね。
でも、わからなくてもわかるやつ(^^;)。ハノイの冬のあるある。
ハノイ商店移転、ギフトショー、クリスマスの気配...
最後は最近のできごとをつれづれに。
その1:ハノイ商店が移転して、広くてきれいになったよ!
住所は、1 Ngo 12 Dao Tan, Ba Dinh, Hanoi。
場所は、ダオタン通りの路地で、以前の場所よりもロッテ寄り。
リンラン通りよりも一本西の路地を入って、少し行くと左手にある。
以前の場所より、リンラン通りからはしごしやすくなった!
二階にはカフェスペースもあって、ますます便利に。
ハノイ商店のInstagram:https://www.instagram.com/hanoi.shouten/
日本食材、ベトナム各地のちょっといいもの、お土産など。(デリバリー有り)
もとからいろいろあったけど、店舗が広くてぐっと見やすくなった。
その2:ハノイギフトショーが今年も開催された。
毎年10月中旬だけど、2021年は12月初旬の開催となった。
規模は例年より控えめだったけど、素敵なベトナムの工芸品がたくさんあったよ。
来年は、海外からの買い付け客や観光客が来れる状況になっているといいね。
その3:街で見つけたクリスマスの気配。
中秋節やテト(旧正月)ほどは盛り上がらないけれど、もうすぐクリスマス!
ハノイギフトショーでは、トナカイやポインセチアの刺繍に遭遇。
あまりクリスマスグッズは多くなかったけど。
写真がないけど、マクラメのオーナメントも少し見かけた。
ハノイの「盆栽通り」なホアンホアタム通り(Pho Hoang Hoa Tham)では...
クリスマスツリー用な植木がちらほら。(モミの木じゃないよね?)
ポインセチアの鉢植えもあちこちに出てきた。
近所の文房具屋やおもちゃ屋には、クリスマスリースや子供用のサンタ服が並び始めた。
ロッテなどショッピングモールには、大きなクリスマスツリーも。
ホアンキエム湖近くのチャンティエンプラザは…
あまりクリスマスっぽくないような...。
一応、正面口に小さなクリスマスツリーは見えたけど。
ハノイ旧市街の小さなお寺では、門前でクリスマスグッズを売っていた。
...いいの?(^^;)
同じく旧市街。白くま、トナカイ、雪だるまがかわいい!
大教会やハンマー通りは、更にクリスマス感があった。
ていうか、もう来週クリスマスなの?!
街に年末感がなくて実感がわかないけど、一年ももうすぐ終わりか...。
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