朝・昼ちがうブンを出す店で食べてみた@ハノイ
近所の朝型な街で、朝から昼まで人気の麺料理の店がある。
少し前のことだけど、朝と昼とそれぞれお店...というか路上のプラ椅子で食べてみた。
近所のブンの店の二つの顔
近所に人気のBún(ブン)の店がある。
ブンは米粉の押し出し丸麺で、ベトナムではフォーよりも様々な食べ方で親しまれている。
この店がちょっと変わっているのは、朝と昼とで売り物が変わること。
ブンはブンでも、朝は汁麺、昼はつけ麺。
味も具材も全然ちがう。
昼は以前にマンベー(持ち帰り)したことがあるけれど、朝昼両方、お店で食べてみた。
朝は、あったか芋茎豚骨そば
朝に出ている看板には、「Bún móng giò」の文字。
調理場はすべて歩道上。
大鍋にはトマト?や玉ねぎ?の浮いた、薄い黄色のスープがぐつぐつ。
調理台の上には、トッピングらしき、芋茎(dọc mùng)、たけのこ(măng)などが並ぶ。
ガラスケースの向こうには、ブロックのゴツゴツしたお肉。
メニューもなく、よくわからなかったので、ひたすら看板を指差して適当に注文(^^;)。
卓上の調味料は、ヌクマム、チリソース、ニンニク酢、生の赤唐辛子、クアット(緑の金柑)など。
座ってほどなく...
ブンモンゾー(たぶん...)がキター!
澄んだスープは、豚骨の出汁に、奥にトマトや香味野菜、ウコンがほのかに香る。
すっきりしてるけど、旨味があるね〜。
ブンは太めのもの。つるつる。
芋茎はじゃくじゃく、スープがじゅわ〜。
そして、肉。
...どこの部位???
豚肉なのは間違いないと思うけど、骨がけっこうあって、どこが食べられるのかよくわかんない(泣)。
あとでトッピングの写真をよく見たら、奥に肉団子(mọc)あった!
次は指差し注文で、肉団子にしてもらおう。
お値段うろ覚えだけど、ブンモンゾー?は一杯30kドン(約150円)だったかな。
メニューなしの初見のお店は、やっぱり難しいな(^^;)。
でも、近所のローカルなベトナム料理屋は、だいたいメニューがない。
昼は、炭火焼き肉の甘酢つけ麺
朝とちがってお昼は、注文しやすいブンチャー屋(Bún chả)になる。
調理台には、ブンとお椀。鍋には熱い甘酢だれ。
そして、店頭の焼き台では、炭火でじゃんじゃんお肉が焼かれている。
その横には、ブンチャーのお供の定番、揚げ春巻き。
ベトナム料理といえば、日本では生春巻きが有名だけど...
北部のハノイでは、Nem rán(ネムザン)こと揚げ春巻きが主流。
今日はブンチャーにネムもつけちゃおうっと。
お昼の卓上には、チリソース、胡椒、生の赤青の唐辛子、きざみニンニク。
ブンチャーとネム、キター!
レタスやシソやミントをつけ汁へたっぷり入れて、いただきまーす。
ブンチャーのブンは、朝の汁麺のものより細め。
熱い甘酢のつけ汁に、つるつるのブンがうまし。
こんがり炭火焼きの、豚バラ肉と豚つくねがたまりませんな。
お肉は甘じょっぱい味付け。
そして、つけ汁の中には、にんじんと、二色のパパイヤのなます。
少し熟した、薄甘いパパイヤもいいね!
ネムは3本くらいでセットかと思ったら、1本ずつのバラ売りだった。
2つ頼めばよかったな(^^;)。
パリパリのライスペーパーに、餡はひき肉、春雨、人参、キクラゲ 、玉ねぎ。
ネムもつけ汁につけて、うま〜。
ネムザンは一本7kドン(約35円)、ブンチャーは一杯30kドン(約150円)だった。
朝も昼も、早い・安い・うまいなブンの店。
朝に肉団子乗せでリベンジしたい。
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