メイドさん不在で奮闘〜おおごとになった修理
1つ前の日記のつづきです。
前回までのあらすじ:
ある日の朝、2日前に修理した乾燥機が不調で、再修理となる。
お昼頃、乾燥機の修理の過程で、一部の配電がショート。そして配電も故障。
夕方に大家さん夫妻が、配電の修理屋さんと来訪。
ショートのために他の電化製品が壊れていた場合、大家さんの全額負担で修理してくれることに。
大家さんとの交渉を見届けて、ここまで残業で付き添ってくれたメイドさんが、帰って行った。
とりあえずの復旧
さあ、配電の修理。
我が家には、ベトナム語オンリーの大家さん夫妻と修理屋さん、そして私と子ども。
勤め先の営業時間も終了し、電話通訳にも頼れない...。
私はベトナム語を全然話せない↓
修理屋の兄さんは壁のコンセント差込口を開けて、何やらガチャガチャ。
...
そして、1時間ほどで本日の作業を終了。
やはり簡単には直らないようだ。
壊れてない差込口へ、IHコンロや冷蔵庫など、最低限の台所家電だけを無理矢理つないでくれた。
電子レンジや炊飯器周りの配電は未修理。
大家さん夫妻より、
ご飯はテレビの横で炊けばいいヨ
と、身振り手振りでアドバイスをいただいた。
配電の次の修理予定を確認すると、
「マーイ。マーイ。」と言う大家さん。
マーイ? 翻訳アプリを駆使した結果、明日の朝9:00頃に来るとのこと。
「マーイ」は「明日」か。こんな言葉すら知らなくてごめんなさい...。
配電修理屋の兄さんは帰って行った。
さて、予定の確認も済んだと思ったのに、帰る気配のない、大家さん夫妻。
えーっと、
これはなんの時間?
(私的にはハノイあるある...)
やりとりに疲れた私は、そのまま、何も聞かずに、大家さん達とともに座っていた。
...
しばらくすると、また、ピンポーン。
今日は終わりかと思いきや
乾燥機修理の兄さん達が、今度は3人であらわれた。
修理対応が早いのはありがたいのですが、
もう5時過ぎなんですが...
乾燥機の修理、そんなに優先度高くないです...
とは言えず、再び、流れに身を任せる。
兄さん達3人は、1時間ほど作業し、乾燥機は普段の音で動くようになった。
今度は何日もつのかな★
時刻は6時を過ぎ...
更に、電化製品が故障してないか、チェックを始めようとする大家さん。
マーイ!(T T)
と懇願し、この日はお帰りいただいた。
配電修理、本番
次の日、朝9時ごろ、大家さんと配電修理の兄さん3人が来訪。
大家さんの指揮のもと、まずは、
玄関周辺の天井のライトを交換。
なぜ、いま、そこ???
そのライトずっとついたことないし、配電の修理に来たんだよね?
...
...
えーっと、ライト増やしてくれてありがとう...。
と、そんなオプション追加もあったけど、
その後、兄さん達は手分けして、壁の配電と、ブレーカーをガチャガチャ。
ダメになったコンセント差込口を外して、
中の配線をつなぎ直して、カバーをセット。
そして、2時間半ほどで作業完了。
兄さん達は、散らばったコード類をざっと片付けて、帰って行った。
動作確認と大家さんの仕上げ
さて、配電の修理が完了したので、昨日のショートによる電化製品の故障がないか、大家さんと確認。
順調に無事を確認する中、PCだけが、なかなか起動しない。
修復画面が表示され、必死にがんばっている様子...。
大家さんと私の間に緊張が走る。
...
...
...
約10分後、なんとか起動!
これでめでたく全部終わり!
...
と思いきや、
大家さん、接着剤やらなにやら取り出して、ごそごそ。
破れていた壁紙を補修。
...色も素材も違うけど...。
えーっと、壁紙までメンテしてくれて、ありがとう...。
そして、今度こそ、大家さんも帰って行き、
私は、部屋に残された兄さん達の足跡(ベランダに裸足で出てたね…)と、コードのかけら達を掃除した。
いろいろあったけど、トラブル発生から、大家さんは、かなりスピーディーに対応してくれた。ありがとう!
でも...
次のトラブルの際は、メイドさんに対応してもらえるタイミングであることを、ひたすら祈る。