4/1(水)から全国で社会隔離を実施していたベトナム。
当初は4/15(水)までの予定だったが、ハノイ、ダナン 、ホーチミンなど12の省市では、4/22(水)まで延長となった。
(4/16追記:対象を28省市に拡大。)
社会隔離のほかにも、これまでに様々な対策が実施されてきた。
ハノイで暮らす日本人として、我が家がどんな状況に置かれているのか、まとめ直してみる。
※我が家にとって影響の大きいことを、抜粋して書いています。全てかつ正確な最新情報は、在ベトナム日本国大使館や外務省 海外安全ホームページなどのWebサイトでご確認お願いします。
日常生活は自宅待機が基本
我が家は、食品/日用品はデリバリーか徒歩圏内のミニマートで調達し、子どもと引きこもって暮らしている。
- 【子どもの学校】2月から休校中。
(間に数日だけ再開した。学校の近況については、後述。)
- 【外出制限】不要不急の外出はNG。
4/1(水)から全国で社会隔離を実施。
当初は4/15(水)までの予定だったが、ハノイ、ダナン 、ホーチミンなど28の省市では、4/22(水)まで延長。
社会的隔離措置の延長、28省・市に拡大―首相の最終決定 [社会] - VIETJOベトナムニュース
- 【移動手段】徒歩か勤め先の車のみ。
バス、タクシー、バイクタクシーなど、旅客サービスはすべて休止中。
(あれば、自家用車は利用可。)
- 【サービス全般】食料品と、薬局/病院などの医療関係のみ、営業している。
他は基本的に休止中。
- 【外食】当然不可。レストランはデリバリー/持ち帰りのみで営業している。
そもそも不要不急の外出NGだけど、我が家の徒歩10分圏内には、友人もいないし、大きなスーパーや病院もない...。
状況的に日本への一時帰国も難しい
我が家は駐在員として来ている。
現状は、ベトナムを出国すると戻って来れない状況なので、勤め先の指示がない限りは、日本へ一時帰国するつもりはない。
ベトナムへの入国について、ベトナム政府のこれまでの対策を抜粋して、時系列(上に行くほど最近)に並べてみると...
- 【過去の入国者への検査】<4/8(水)に決定>
3/1(日)以降に入国した者すべてにPCR検査を実施。
(具体的にどのように実施するのかは、4/15時点では不明。) - 【外国人の入国拒否】
3/22(日)より、すべての外国人は入国不可。 - 【ビザの発給停止】
3/21(土)より、日本に対するビザ免除措置を停止。
また、3/23(月)より、すべてのビザの発給を停止。 - 【入国後に集団隔離】
3/21(土)より、すべての入国者に対して、集団隔離を実施。 - 【入国時に証明書】
3/18(水)より、新型コロナウイルス陰性である証明書がないと入国不可。
新しい対策が次々に出たけど、古いものも解除されてない認識で合ってるのか?
だとしたら、
最低でも、2【外国人の入国拒否】が解除されない限りは、ビザを持っている在住外国人でも、いったん出国したら、再入国できない。
まあ、5【入国時に証明書】にしても、日本でベトナム政府が認める証明書がとれるのかよくわからない。
なんにせよ、すんなり入国できるようになるまでには、しばらくかかりそう。
また、日本への飛行機や、日本への入国も一筋縄ではいかない。
4/15現在、日本は、ベトナムも含めて多くの国・地域を入国拒否対象としている。
そして、対象地域に14日以内に滞在歴がある入国者に、下記の対応を行なっている。
- 【外国人の入国拒否】
4/3(金)より、特段の理由を除いて、外国人は入国不可。
(永住者、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等、定住者、の在留資格所持者は入国可。)
- 【入国時に検査】
4/3(金)より、すべての入国者に対して、PCR検査を実施。
- 【入国直後の移動方法の制限】
自宅等で検査結果を待つ場合、症状がないこと、公共交通機関を使用せずに移動できることが条件。
- 【入国後に自主隔離】
検査結果が陰性の場合も、入国から14日間は、自宅や、自身で確保した宿泊施設等で不要不急の外出を避け、待機。
ハノイ日本人学校は、4/20からオンライン授業を開始
4/13に、日本人学校からきたメールによると、
- 4/20(月)より、オンライン授業を開始。
当面は各家庭で端末1台で済むよう、1日ごとに2コマで時間割を設定。 - 4/16(木)または4/17(金)の指定時間に、スクールバスが各レジデンスを周って、新年度の教科書配布。
(登校再開の時期については、追加情報なし。入学式/始業式は5月以降とのこと。)
いずれも、今後の情勢次第で、変更の可能性有り、とのこと。
学校まで教科書を取りにいかなくてよくなったので、ありがたい。
オンライン授業が始まる前に、環境を用意して、接続方法などを把握しておかないとだな。
その他の近況など
冒頭にも書いた通り、食品/日用品はデリバリーか徒歩圏内のミニマートで調達し、子どもと引きこもって暮らしている。
コロナウィルス以外でも、体調を崩したとき、どうしようと思っていたけど、
普段行っている外国人対応の病院は、おおむね営業しているようだ。
(コロナ疑いの場合は普通の病院は受診不可。各地域の指定病院へ。)
Ruffles Medicalは、病院での診療だけでなく、ビデオ通話による遠隔診療も行ってくれる。そして、遠隔診療の結果、必要があれば、往診もしてくれるとのこと。
また、4/13のWellBeからのメールによると、
Family Medical Practiceは有料送迎、
東京インターナショナルクリニックは無料送迎
もお願いできるとのこと。
↓WellBeや平常時の医療の話はこちら。
デリバリーサービスも、スーパーの物流も動いていて、食品/日用品の調達にも今のところは困っていない。
日本では品薄と聞く、消毒やマスクもお店で買える。
最前線で戦っている医療関係者の方々はもちろん、
通常通りの医療を提供してくださっている方々、
製造、物流、食品、宅配などの方々、
この非常時に社会を維持してくださっているすべての方々に感謝。
どうか一日も早く、みんなが、なんてことない日常を送れますように。