ハノイでローカル朝ごはん~タイ湖の蓮池周辺にて
ハノイでは6月から7月にかけて、蓮の花を見ることができる。
先日、早朝のタイ湖の蓮池に、子どもと2人で蓮の花を見に行った。
そのあと、せっかくなので、普段あまり食べないローカルなお店で、朝食をとることにした。
蓮池から朝の街をぶらり
朝の6時過ぎから、タイ湖の蓮池で蓮の花を楽しんだ。
気温は30度近く、汗だくに。そしてお腹もペコペコに。
時刻はまだ午前7時。
暑いけど、これくらいの気温なら散歩できる。
蓮池から、大通りへ向かって歩いて行くと、週末の午前7時に、路上でお茶している人々。
6時くらいから、広場で体操やスポーツに励む人や、タイ湖の周りをランニングやサイクリングする人などで、いっぱいだった。
今はすごく暑い時期(連日40度近い)。
ハノイの人たちは、早く起きて朝活してるのね。
次々に、バイクでマンベー(持ち帰り)のお客さんが来ていた。
朝ごはん、ここでバインミーにしちゃう?
子「食べにくいからヤダ!麺がいい!」
…さすが、ハンバーガー屋でバーガーを頼まない男。
もうちょい歩くか。
早起きな街、ハノイ。
他にも、週末の朝7時から営業しているお店がちらほら。
フライドチキンのお店は、マンベー用にか、店頭に屋台を出していた。
ブンガン、ミエンガン(鴨肉入りの米粉麺or春雨)も、こういう専門店で食べてみたいな。
と、気になるお店はありつつ、ひとまず、ラックロンクアン通り(Lac Long Quan)を目指す。
ラックロンクアン通りは、ニャッタン橋から続くボーチーコン通り(Vo Chi Cong)と並行していて、一本タイ湖側。
普段、タクシーの車窓から眺めていると、ローカルな食堂がたくさん並んでいて、気になっていた。
う~ん、でもこの時間はあんまりお店が開いてないかな...。
しばらく進んでいくと...
朝ごはんはブンジウクアのお店に決定!
おっ、ブンジウクアのお店が開いてる。
子どもも食べれそうだし、ここにしよう。
「Bun Rieu Cua(ブンジウクア)」「Thit Bo(ティッ ボー)」ってことは、
ブンジウクアに牛肉を入れたものが食べれるのかな?
店頭では大鍋で、トマトと揚げ豆腐が入ったスープと、
もう一つ、いい匂いのスープがぐつぐつ。
これなんだ?牛?豚?
アップで撮ってみたけど、わからない。
数だけ伝えれば注文できるだろうと思いきや...
あれ?
あれれ?
どうしよう。なんかいろいろあるぞ(^^;)。
- お金について:ベトナムドンは桁が多いので、お店ではゼロ3つを省略して書く場合がある。そのまま5倍すると、ざっくり日本円になる。上のメニューなら、30は30,000ドンで約150円。
ここは、どんな食べ物か知っている、看板メニューでいこう。
ハイ、ブンジウクア!(ブンジウクア2つで。)
すると、お店の兄さん、
店頭にあるトッピングを手で示しながら、何か入れたいものがあるか聞いてくれた。
じゃあ、1つは、看板メニューの牛肉(Thit Bo)入りにしよっと。
赤いお肉を指さしながら、
モッ、ティッ ボー!(牛肉、1。)
更に兄さん、子どもとネギを指さして何やらおっしゃってる。
ネギ抜きにするか聞いてくれてるのかな?
私も、子どもとネギを順に指さして、
ホン!(No)
兄さん、ありがとう!
ブンジウクアはトマトとカニのうまみたっぷり麺
通りに近い席はいっぱい。
お店の奥の方の席へ。
座って少し待つと、キター!
ブンジウクアは、トマトの入った酸っぱいスープの麺。
そこに、揚げ豆腐と、殻ごとすりつぶした淡水のカニが入るのが、基本。
そして、トッピングの牛肉。下味付きの生のものに、熱いスープをかけて火を通す。
麺は米粉の丸麺、Bun(ブン)。
つるんと、おいしい!
あっ、香草も入れよう。
紫蘇を多めに入れて、ますますうまーい!
トマトとカニのうまみに、牛肉のうまみまで加わって、たまらない。
スープの赤はトマトの色なので、全く辛くなくて、優しいお味。
パンチや変化が欲しければ、テーブル上の薬味をお好みで。
子どもも、ネギ抜きのブンジウクアをおいしくいただいた。
ごちそうさま!
お会計、トッピングなしと牛肉入りの2つで、60kドン(約300円)。
安うま!!!
Google mapにもお店の情報が載ってた。
お店の名前はあるようでない。
「牛肉入りブンジウクアの食堂」って意味だよね(^^;).。
ハノイに多い、店名=メイン料理名(+番地)...。
お店の人が親切で、気持ちよくおいしく食べられた。
↓ランキング参加中。クリックしてくれるとうれしいです。