ベトナム・ハノイでは、年々、日本のものを買える場所が増えてきた。
その中でも、老舗のAkuruhi(あくるひ)は、なんだかんだで、品揃え良し。
ベトナムに赴任したての頃、調味料の大切さを噛み締めながら数日過ごしたのち、初めてAkuruhiへ連れて行ってもらった時は、「ここはオアシスか!」と、爆買いした思い出がある。
今日はハノイ在住者に有名な、日本製品のスーパー、あくるひについて、書いてみる。
Akuruhi-あくるひスーパー(70 Linh Lang)へ
あくるひは、日本食レストランが多い、リンラン通り(Linh Lang)のリンラン市場の向かいにある。
リンラン通りからは、徒歩6分ほどで、在ベトナム日本大使館があり、このエリアはハノイの中で日本人が多く住んでいる。
入口の門から階段を上がって、店内へ。
コンパクトなワンフロアに日本製品がぎっしり。
食器、調理器具、歯ブラシ、洗顔やシャンプーも少し置いてるけど、写真を撮ってない(^^;)。
ちなみに、ベトナムでは、日本製品に対する関税が高く、このお店では日本の約2.5〜3倍のお値段。
それでも、異国の地で、お金を出せば日本製品が買えるのは、とてもありがたい。
さてさて、お店の中を食品中心に挙げてみると...
誘惑がいっぱい!どこよりも日本製品たっぷり
日本食材を扱ってるお店は多いけど、大半は、日本では見たことない銘柄だったり、海外生産の日本食材だったりする。
あくるひは、日本でも馴染みのある銘柄のものが多い印象。
お菓子コーナーは、カルビーのポテチなど、まぶしすぎる。
約310円だった、亀田製菓のうす焼き。
我が子が、「この世にこんなうまいお菓子が!」な勢いで食べてた。
インスタントラーメンも、カップ麺も袋麺も知ってる銘柄ばかり。
マルちゃん正麺は10万ドン(約500円)超えてたけど、久しぶりに食べたいなあ。
よく冷えた飲み物コーナーにも抗えない。
子どもがさらっとカゴに入れてくる、日本なジュース。
氷結、飲みたすぎる!たとえ約325円でも!
最近行ったら、氷結は全然なかった。
銘柄にこだわるものは、出会ったときが買い時(泣)。
写真がないけど、お酒は日本酒も置いてる。
年末年始に一本だけ買おうっと。
レジ前というアクマなポジションには、こんなお菓子コーナーまで。
効果的な置き場所をよくわかってらっしゃる(笑)。
生鮮食品は少数精鋭
生鮮食品は、種類は多くないけど、日本人好みのものが厳選されてる。
野菜は、キャベツ、白菜、長ネギ、ブロッコリー、大根などがおすすめ。
どこでも置いてるけど、あくるひのものは状態がいいし、おいしい。
生食できる卵、ハム、ベーコン、豆腐、沢庵、ガリ、紅しょうが、梅干し...
味噌も数種類。サーモンの刺身、こんにゃく...
めずらしいところでは、銀杏もある。
冷凍コーナーもバラエティ豊富
海外の日本食スーパーなら必須な、納豆、油揚げ、冷凍うどん。
お刺身のほたて、赤貝、シメサバ、たこなどなど、日本食レストランで使いそうなものも。
餃子の皮に、日本の冷凍食品...
日本のアイスも。モナ王や爽がまぶしい!
日本から見てるとピンとこないと思うけど...
知ってる銘柄の吸引力は半端ない!
それだけ、一般的には、日本で見たことない銘柄の日本食品が多いんだよ(^^;)。
頼りになる、調味料&乾物系
地味だけど、日本食を自炊するのに、一番重要なコーナー。
ポン酢、中華練りスープ、海苔の佃味、お酢...
お酢はローカルのものは酸味があまり強くない。
めんつゆ、白だし、各種ソース類...
鍋の素、海苔、かつお節、顆粒だし...
ごま坦々鍋、おいしそうだな。涼しくなってきたし、食べたい。
乾燥の味噌汁の具、塩昆布、とろろ昆布、ワカメ、青海苔...
日本人って海藻好きだよねと、しみじみ思ふ。
おわりに
ある日の戦利品は、白だしと海藻たちと子供用歯ブラシ。
だいたい、日本の2〜3倍くらいのお値段なり。
- お金について:ベトナムドンから日本円へ大まかに換算するには、0を2つとって割る2、もしくは0を3つとって5倍で。
もう少し安めのお店もあるけど、あくるひは特に品揃えが豊富。
「あれはハノイには売ってないかな?」と思ったら、まずはあくるひを当たってみるのをお勧めします。
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