2月頭、テト直前の週末のハノイをぶらり
ベトナムは、もうすぐ旧正月のテト休み(2021年は2/10〜2/16)。
ところが、1/28、約2ヶ月ぶりに新型コロナの市中感染が確認され、その後、1/28〜2/5朝までの間だけで市中感染が375人に。
2/5朝6時の発表では、直近12時間以内の市中感染ゼロ。
このまま落ち着いてくれるといいな。
緊張感はありつつ、ベトナムは今が「年末」。
そんな、年末のハノイの街の様子を徒然に書いてみる。
年末の市場で、いつもの品とテトの花
12月末から1月にかけては冷え込んだけれど、最近は暖かくなってきた。
日曜には、最高気温27度に。
週末の朝ごはんを市場近くで食べ...
桃の花を探しに、市場をぶらり。
街の集会所的な広場の周りは、お店と露店がぐるり。
アオザイに野菜。
食器に調理器具。
ちゃっかり、焼却炉も商品棚に(^^;)。
台の上にはお肉。一年中、常温で売ってる。
果物の露店には...
テトに食べるらしい、スイカ。
そして、お供え用の仏手柑(ぶっしゅかん)。
仏の手とはよく言ったものだね。
ワ○ピースの「悪魔の実」に、こういう形のありそう。
いつもにぎわう、市場の通り。
いつもの品に混じって、テトに飾る花と木が並ぶ。
まあまあの大きさの鉢も、バイクで運ぶ。
桃の枝は、背丈よりも大きなものから、花瓶に生けられるものまで。
車の屋根に乗せて運んだり...
バイクにくくりつけて運んだりする。
今年のテトの桃の枝を買う
うちの唯一無二の花瓶に合う、50cm前後の枝を求めて、市場を散策。
もっと小さい枝、売ってないかな。
...おっ、この辺なら、いいかな?
ちょうど、他のお客さんが交渉中。
交渉を聞いてると、このサイズは、90kドン(約450円)だって。
お客のおばさんは、もう少し小ぶりの枝を手に、
サウムイギン?(60,000?)
ダックワー!(高いわよ〜。)
ボンムイギン!(40,000にして!)
とねぎる。
まけようとしない、お店の人。
私はそのまま、60kドン(約300円)で購入。
下の方の枝を短めに切ってもらったら、うちの花瓶にもぴったりで満足!
帰り道、この枝を手に持って、ぶらぶら歩いてたら...
通りすがりの知らないおばさんが、声をかけてきた。
チオーイ!(ちょっと、おねえさん!)
バオニューティエン?(いくらで買ったの?)
サウムイギン!(60,000。)
と答えたら、何言ってるかわからないけど、
よし!枝ぶりもいい感じね。
な雰囲気で、去って行った。
毎年桃の枝買ってるんだけど、毎年通りすがりの知らない人にお値段確認される(^^;)。
今年のお買い物は合格らしい。
一晩で、ちらほら咲いてきた。
テトまでに満開になるかな?
暖かい昼下がりに、路上カフェへ
テト前のこの土日は、晴れ間も見えた。
車線が多くて広い、グエンチータイン通り。
テト飾りで華やかな、Vincomのショッピングセンターへ。
天気もいいので、すぐそこの、チュアラン通りのカフェへ。
チャーチャインで、路上の低い椅子でまったり。
濃いジャスミン緑茶に、甘いハチミツに、酸っぱいライムがしみる。
目の前の街路樹には、ほうきとちりとり。
他のお客さんは、みんな、ひまわりの種をポリポリ、殻を歩道にパラパラ。
お客さんが去ったら、店員さんはほうきでザザッと掃き掃除。
道路を挟んだ向かいの歩道には、露店が並ぶ。
時計の修理屋に、合鍵屋。
飲食の露店に寄り添う、靴磨き屋。
食べたり飲んだりしてる間に、靴をきれいにしてもらえて、合理的。
道路を行き交うバイクを見れば、ここにもテトの気配。
テトに飾る、立派な洋蘭の鉢。
高さ1mくらいの桃の枝。
となりの雑貨屋には、お歳暮のお菓子セットが並ぶ。
年末ですな〜。
...
旅行、行きたかったな(泣)。
我が家は、予定していたテト旅行をキャンセルした。
例えば、同じフライトで1人でも新型コロナ感染者が出たら、同乗者は全員隔離なので…。
5度目にして、初めてハノイで過ごすテトになる。
テトはハノイはお店がほとんどやってないと聞くけれど、今年は帰郷をあきらめた人も多いようだし、どうだろう?
日系スーパー・富分のキンマー店は、2/12を除いて、テト期間も営業(10〜18時)してくれるので、助かった。
なるべくテト前に、おいしいものとお酒を買い込んで、テトは家でまったり過ごそう。
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