Tim Ho Wan/添好運で、ハノイの日常から脱出(ロッテホテル36階)
ハノイはこの時期、どんよりじっとりで、鬱々しがち。
なんか、いつもとちがう、楽しいことがしたい。
そうだ、ティムホーワンへ行こう!
ティムホーワンは、ミシュラン1つ星だけどリーズナブルと評判の、香港の点心のお店。
ベトナム・ハノイでは、5つ星のロッテホテルの36階に入っている。
非日常への期待を胸に、いまさらながら、初めて行ってみた。
Lotte Hotel Hanoi(54 Lieu Giai)の36階 へ
ハノイのティムホーワンは、Lotte Hotelに入っている。
この日は、風が強くて、久しぶりにクリア。(ハノイの3月としては...)
いつもはロッテのデパートの、地下のスーパーしか行かない。
ちょっとドキドキしながら、右手のホテルの方の入口へ。
ロッテホテルは65階建て。
ティムホーワンは、36階。
いつかルーフトップバーのTOP OF HANOIにも行ってみたいなあ。
高級感のあるエレベーターに乗って、36階へ。
緑の看板のTim Ho Wan/添好運の方へ、いざ。
...すでに、来てよかった。
窓からは、ハノイの夜景が広がっている。
地上の喧騒とは別世界で、幸せなため息がもれた。
メニューは点心・約30種
点心とドリンクメニューはこちら。
- メニューの金額について:0が3つ省略されている。100なら100,000ドン=約500円。ベトナムドンから日本円へ大まかに換算するには、5倍で。別途、VAT10%とサービス料5%。
点心は一枚にまとめてられている。
半分ずつ見ていくと...
Big 4からはなんか頼みたいなあ。
お値段は、76kドン(約380円)からで、100kドン前後(約500円)が多いな。
税/サービス料の15%を入れても、日本よりちょい安。
甘い点心もおいしそう。
そして、ドリンクメニュー。
一番安いビアが、タイガーのドラフトで95kドン(約475円)と、ハノイにしてはリッチ。
ポットのお茶は約700円から、グラスのアイスティーは250円前後。
いざ、熱々の点心!
まずは、ビアでかんぱーい!
...天上界のビアは小さいな(^^;)。
点心、いっきに3つキター!
まずは、Big 4から。
ベイクドチャーシューバオ(96kドン-約480円)。
外はかりっかりの、薄いメロンパン的な生地。
中はとろ〜り、甘じょっぱいBBQポーク。
うまっ!!!
他のお店で似たようなものは食べたことあるけど、こりゃ、別モノだ。
エビとほうれん草の蒸し餃子(82kドン-約410円)。
透け感の美しい、薄いぷるんとな皮に、ぷりっぷりのエビがたまらん。
ニラ...も入ってるよね?
メニューはほうれん草になってるけど。
鶏肉の揚げ春巻き(96kドン-約480円)。
こんがりキツネ色がいいね。
卓上調味料、何を付けようかな~。
醤油と、Lea & Perrins Sauseを小皿へ。
醤油も良いけど、ウスターソースも意外と合う!
サクッと熱々で、うま~。
エビと黒キクラゲのワンタンスープ(106kドン-約530円)。
優しいエビ出汁のスープに、しゃきっとチンゲン菜に、ぷりっぷりのエビワンタン!
さっきから、3個ずつで、3人家族で分けるのにちょうどいい。
塩豚とピータンと塩卵のお粥(86kドン-約430円)。
...見た目が思ってたのとチガウ。
もうちょっと、さらっとしたお粥の気分だった(^^;)。
お味は、どこまでもマイルドで、ピータンと塩卵の旨味たっぷり。
香港牛麺(142kドン-約710円)。
麺は中華麺。けれど、残念ながら柔らかかった(^^;)。
ちょっと漢方っぽいテイスト。
子ども用に注文したけど、大人の味だった模様。
気を取り直して、もっと定番を更にオーダー。
エビと豚肉のシュウマイ(99kドン-約495円)。
これぞ、間違いないお味!
エビ入りの点心が正解だね。
Big 4からもう一つ。
エビと豚肉の湯葉巻き蒸し(86kドン-約430円)。
薄いけど歯ごたえのある湯葉と、やっぱりぷりっぷりなエビがうまー!
もっと人数がいれば、素直にBig 4を全部行くのもいいかも。
この辺で〆モードへ。今日は甘いのも行こう。
塩卵のごま団子(76kドン-約380円)。
正確なメニュー名は、「Sesame ball with molten salted egg」。とろけた塩卵?
サーブしてくれた人が、「めっちゃ熱いから気を付けて(意訳)!」と何度も念押し。
香ばしくてもちっとな、ごま団子をかじれば...
こういうことか!
中には、塩卵の熱々とろとろソースがたっぷり。
黄身の少しざらっとした感じと、甘じょっぱさが、初めてのおいしさ!
好みが分かれるかもだけど、私はこれが今日1番!
最後は、さっぱりと。
菊花ゼリーとアロエベラ(76kドン-約380円)。
優しい甘さと、菊の香りで余韻を楽しむ。
いい夜だったなあ。
おわりに
ハノイのティムホーワンは、Lotte Hotelの高層階で、たっぷり非日常を味わえる。
飛び込みでも入れたけれど、窓側からの景色を楽しみたい場合は、予約で。
点心はリーズナブルで、定番も変わり種もおいしい。
酒呑み的には、ビアだけは地上水準に降りてきてほしい(^^;)。
お茶をたしなめば、そんなには金額いかないはず。
全体的に上品なお味で、大満足。
甘いものも、甘さ控えめでうれしい。
機会があれば、お試しあれ。
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