ベトナム・ハノイの軽食で、よく見かけるBánh giò(バインゾー)。
ずっと気になりつつ、苦手意識があった。
すずしくなった秋の朝、数年ぶりに挑戦してみた。
ベトナムで身近なBánh giò(バインゾー)
バインゾーは、葉っぱに包まれていて、一見、中華ちまきみたい。
底面は長方形で、四角錐のようにてっぺんが尖っている。
街の露店でよく見かける。
スーパーや、コンビニでも見かける。
コンビニでは、肉まんと同じホカホカコーナーに、バインゾー。
Bánh giò(バインゾー)は、バナナの葉で包んで蒸した、プルプルの肉まん。
米粉とタピオカ粉でできたお餅に、ひき肉と木耳などの餡がたっぷり入った食べ物。
近所の人気露店のバインゾーに挑戦
私とバインゾーの出会いは、五年以上前。来越間もない頃に、てっきり中華ちまきみたいなおこわ系だと思って、スーパーで購入。
中を開けたら、あまりにも見たことがない食べ物で…
警戒心マックスで食べたせいもあってか、おいしくなかった。
それ以来、避けていたんだけど、勇気を出して再挑戦。
近所の市場で、いつも朝9時前には売り切れている、人気の露店へ。
朝7時前に行ってみたら、いたー!
こちらのBánh bao(バインバオ)こと、肉まんは1つ8kドン(約40円)。
今日のお目当ては、ちまきみたいなBánh giò(バインゾー)の方。
年季の入った発泡スチロールの中から、熱々のバインゾー。
バインゾーは1つ10kドン(約50円)だった。
持ち帰って、家で食べよう。
プルプルのバインゾーを実食!
袋から取り出せば、まだ熱々。
バナナの葉のいい香り。
思ったより、重ね着していた件。
最後の一枚をはがせば、真っ白でプルップルのお餅登場。
以前に食べたものより、ずっと柔らかそう。
半分に切ってみると、中には、ひき肉と木耳の餡がたっぷり。
うずらの卵が入ったものもあるけど、このお店のは入ってないな。
まずは、お餅の部分をひと口。
ん? 香ばしい!
そして、熱々プルプルで、柔らかい口どけ。
肉系の出汁がきいていて、ほどよい塩味に、バナナの葉やエシャロットの香りがする。
今度は餡も一緒にもぐもぐ。
更にうま~。
しっかり塩味の付いたひき肉と木耳に、こちらもエシャロットを感じるな。
香り、食感、旨味が重なって、おいしい!
味はしっかりしてるけど、あったかくてとろけて、優しい。
苦手意識を持っていたバインゾーは、優しいお味の、熱々プルとろな肉まんだった。
ちまきの中身も、
日本のは和菓子な甘いお餅、
中国のは具だくさんのおこわ、
ところ変わればだね〜。
ベトナムではスーパーやコンビニでも売られている、バインゾー。
機会があれば、街の人気の露店や行商で、熱々のやつをお試しあれ。
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