テト初詣に西湖府(Phủ Tây Hồ)へ@ハノイ
テト休みは終わったけれど、元宵節(旧暦1/15)までは旧正月モードだった、ベトナム・ハノイ。
初詣に、タイ湖の畔に建つ、西湖府(Phủ Tây Hồ)へ行ってみた。
西湖府(Phủ Tây Hồ)(52 Đặng Thai Mai)へ
西湖府(Phủ Tây Hồ)は、ベトナム・ハノイで多くの人の信仰を集める神社。
ベトナムの民間信仰「聖母道」の女神「柳杏聖母」を祀っている。
テト休みは明けたけれど、まだテトモードな元宵節(旧暦1/15)前。
この日は久しぶりに少し気温が上がって、19度。
タクシー(Grab)で近くまで行こうとしたら、普段よりもかなり手前から車両進入禁止になっていた。
しばらく歩いて、参道の入口へ。
平日の夕方とは思えないにぎわい!
西湖府(Phủ Tây Hồ)の参道
参道入口には、長いひげを蓄えたおじいさんが何人も。
縁起のいい書を書いてくれるのか、それとも占い?
参道周辺には、お供え物を売る店が多数。
お菓子や果物。丸いかごに盛られたものも。
この神社参りの名物グルメは、Bánh Tôm Hồ Tây(バイントム ホータイ)と大粒のタニシ。
あちこちで揚げられる丸いエビ天こと、バイントム。
バイントムを食べられるレストランは、参道沿いに何軒もある。
甘酢に付けて食べるそうな。
...私は今日も見るだけ(^^;)。
西湖府(Phủ Tây Hồ)でお参り
参道を進むと、立派な門が見えてきた。
門をくぐれば、目の前にはタイ湖が広がる。
まずは、右手へ。
比較的新しそうな建物。
こちらは人が少なめだったけれど...
門から左手に進むと、露店がたくさん並んでいた。
露店と言っても、扱っているのはほとんどがお供え物。
こちらの人だかりは、占い?宝くじ?
色鮮やかな果物や、お餅。
みなさん、こちらの建屋などでお供え物をきれいに盛り付け。
お寺なら本堂にあたる、正府の前には、大勢の人がいた。
正府前には、左右に二つの祠。
どちらにも、人々が並んで、熱心にお参りしていた。
それぞれ、若くして亡くなった女性「姑」、男性「舅」の霊を祀っているそうだ。
外からもお参りしたけれど、正府の中へ。
見よう見まねで手を合わせて、家族の健康に感謝。
ここでお参りして外へ出てしまったんだけど…
あとで調べたら、この奥にも別の祭壇があって、「柳杏聖母」が祀られていたようだ。
正府の右隣には、山荘洞。
こちらも中へ入らせてもらって、お参り。
こちらは、財神として信仰されている、「上岸聖母」。
岩山の洞窟のような祭壇が印象的だった。
お参りのあとは、タイ湖沿いに腰かけて、みなさんまったり。
あいにくの曇りだったけど、晴れていれば、ここから見る夕焼けはとってもきれい。
ハノイ生活の間、何度か立ち寄らせてもらった、この神社。
長かったハノイ生活を振り返りながらお参りしたら、寂しくも清々しい気持ちになった。
初詣だけど、これがベトナムで最後の参拝かな。
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