ベトナムでツバメの巣をお手軽に食す
高級食材のイメージがある、ツバメの巣。
ベトナムでは、ツバメの巣が採れる。
滋養強壮にいいとされていて、ハノイの街中でも、贈答用のものや、お土産用のものをよく見かける。
今日は、お土産にもお手頃な、ツバメの巣入り食品ついて、書いてみる。
ツバメの巣ってなあに?
東南アジアの沿岸に生息する、アナツバメ類のうち、ジャワアナツバメなど数種類のものが作る巣。
空中に漂っている、鳥の羽毛や塵などを集めて、唾液腺からの分泌物で固めて作られるそう。
海藻は入ってなくて、ツバメの分泌物らしい。
食品として売られているものは、ツバメの分泌物以外の不純物が取り除かれた状態。
ベトナムで売られているツバメの巣
これぞTheツバメの巣な、贈答用の高級品は、こんな感じ。
大きなスーパーや、お土産屋さんなど、わりといろんなとこで見かける。
値段は真面目に見たことない(^^;)。
というか、もしこれをもらう機会があれば、どうやって食べたらいいかわからなくて、困るだろうな...。
もう少しお手軽なものだと、スーパーなどで、瓶詰めの液体を見かける。
この写真の中では、一番高いもので約400円、一番安いもので約220円。
違いはよくわからない。
この瓶を何本かセットで箱詰めした、贈答用もあった。
食材というか、健康食品とかサプリメントって雰囲気。
ぐっとお手軽なのは、缶ジュース。
右の缶は、約43円。
試してみようかと思ったけど、他の方の情報を見てると、すごく甘いとか、まずくはないけどおいしくもないとか...(^^;)。
いろんな種類をあちこちで見かけるので、ベトナムで市民権を得ている飲み物ではあるようだ。
そして、こちらもお手軽な、インスタントのお粥。
ベトナムでは、こういうインスタントのお粥がたくさん売られているけど、その中にツバメの巣入りのブランドがある。
ツバメの巣入りは、他と比べるとリッチ。
具なしのお粥が約17円、
レトルトの具付きのお粥が約39円なのに対して、
ツバメの巣入りのお粥は約44円。
まあ、十分にバラマキ土産なお値段だけど。
いざ、ツバメの巣入りのお粥を実食
豚風味と鶏風味があったので、鶏をチョイス。
パッケージには、ツバメのイラストと、ツバメの巣の写真入り。
袋を開けると、フリーズドライのお粥と、スープやかやくの袋が入ってる。
フリーズドライのお粥を丼へ。
作り方はこちら。親切な英語併記。
小袋の中身は、粉末スープに、揚げエシャロット入りのオイル、そして、ツバメの巣。
写真では米と同化しちゃってるけど、この白くて細かいのが、ツバメの巣(+かさ増し)らしい。
ここにお湯を注いで、お皿などで蓋をする。
待つこと3分。
ぱかっと蓋を取れば、できあがり〜。
ちょっと混ぜて、いただきまーす!
日本のお粥に比べると、粒がほとんどない。
鶏ガラスープに、小ネギと揚げエシャロットが効いていて、おいしい。
ツバメの巣は...
混ぜたらよくわからなくなっちゃった(^^;)
...まずは、混ぜないでいってみればよかったね。
おわりに
ツバメの巣入りのお粥は、ツバメの巣の食感が味わえるかはビミョーだけど、お粥としておいしい。
朝ごはんや、軽食にお勧め。
重量的にも軽くて、一袋約44円ととってもお手頃なので、話のタネにお土産にもいかが?
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