卵みたいなサイズのミニマンゴーが食べたい!
ミニマンゴーは、毎年短い期間しか出回らない。いつが旬なのかもよくわからない。
そして、スーパーでは見たことない(泣)。
つい先日、行商のおばちゃんがカゴに乗せているのを、タクシーの車窓から見かけたので、どうやら今出回っているよう。
ミニマンゴーを求めて、リンラン(Linh Lang)の市場をのぞいてみた。
活気が戻りつつある、リンラン市場へ
リンラン市場(Cho Linh Lang)のある付近は、日本食レストランが集まっている。
リンラン市場は、そんなに大きくない。
ローカル向けだけど、場所柄、お店の人が外人慣れしていて、私のようなチキンでも割と買い物しやすい。
ロッテタワーから徒歩10分弱。
左後ろに合成みたいに写ってる、ピカピカのビルが、ロッテ。
少し前に来たときは、閑古鳥が鳴いていて心配になったけれど、この日は、けっこう活気があった。
リンラン通りに面した、軽食のお店もだいぶ復活。
その場で、焼いたお肉をパンにはさむ、焼肉バインミー。
いい匂いが漂ってくる。
こちらも、焼肉バインミー。
お店の前で、お兄さんとお姉さんが、プラ椅子に座って、食べていた。
いろんな種類のベトナムハム。
自動でぐるぐる回転している、アヒルの丸焼き。
市場の建物の中は、精肉や鮮魚。
狭い通路を、みなさんバイクでドライブスルー。
軽い気持ちで中に入るのは、他のお客に轢かれそうという意味で、キケン(^ ^;)。
市場の外周でミニマンゴーを探す
果物のお店は、市場の外周や、周辺の路上に出ている。
アヒルの丸焼きを横目に、市場の脇道へ。
この辺も一時期、路上のお店がなくなっていたけど、だいぶ復活。
さて、ミニマンゴーはあるかな?
そこかしこで売ってる、小さい桃も気になるけど...
おっ、あれは?
あったー!
喜びの声をあげる日本人に向かって、
お店の人がすかさず、
チオーイ! モッキロ、バームイギン!
(ちょっとお姉さん! 1kg、30kドンだよ!)
思ってたより、安い!
チョトーイ、ハイキロ!
(2kgちょうだい!)
スマホで文字を見せてもいいけど、数字だけでもベトナム語がわかると、買い物しやすい。
お店の人は、ミニマンゴーをちょちょいと見繕って、袋へ。
秤に乗せて、2kgぴったりに調整。
秤の横には、緑豆と黒米。
ヨーグルトやらココナッツミルクやらを、かけて食べると思われる。発泡スチロールの中に入っているのかな?
2kg-60kドン(約300円)分を購入。
テンション上がって、買いすぎた感はあるけど...
後日、職場でベトナム人スタッフに聞いたところ、「安い!」って言ってた。やったね!
いざ、念願のミニマンゴーを実食!
リンランで夕飯を済ませて帰宅。
今日のデザートは、もちろん、ミニマンゴー!
このマンゴーの特徴は、種がとても薄いこと。
正式な名前は、よくわからない。
職場で聞いてみたけど、みんなの口から出てくる名前が一致しない。
Xoài hạt lépって何人かが言ってたけど、検索すると、大きいマンゴーの画像も出てくるし...。
どうも、いろんな呼び方があるようだ。
上の方が少し赤みがあるのと、香りが、アップルマンゴーっぽい。
いつものように、三枚に下ろして、くし切りにしてから、皮をむいて...
いただきまーす!
甘ーい!そして、濃い!
ちょっと繊維質だけど、おいしい!
よし、今年こそ、旬を覚えよう。
このマンゴーの旬は、蓮やライチと同じ、夏の一番暑いとき(6月〜7月)だね。
普段はスーパーがいいけど、旬のレアなものを探すならやっぱり市場なんだな。
今度は、あの小さい桃も試してみたい。
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