マンベーで昼食にベトナム料理を(ブンチャー食べ比べ)
最近のコロナ禍で、ハノイ市では路上での飲食店営業が禁止に。
ローカルな麺屋は、店舗があっても、席の大半が路上なので、大打撃。
Mang Về(マンベー=持ち帰り)推しでがんばっているので、応援。
...という口実のもと、先週、子どものオンライン授業&在宅の日々で、昼食くらい楽しみたいので、買ってきた。
ハノイ名物・ブンチャーをマンベーしてみた
ベトナム・ハノイで、フォーと並んで名物のBún chả(ブンチャー)。
炭火焼肉の甘酢つけ麺。
ブンチャーをマンベー(持ち帰り)したら、こんな感じでガサっと、袋に入れてくれる。
甘酢の汁と、青パパイヤの薄切りは一緒に袋へ。
ぎゅうぎゅうに留められた袋から、熱々のつけ汁を出すのが、何気に難しい(^^;)。
お肉を袋から丼に出して...
甘酢の汁をそこへ注いで、つけ汁完成!
米粉の生の丸麺、ブンをお皿に人数分に分けて。
香草はわさっと合盛りで。
ブンチャー、いただきまーす!
ヌクマムベースの甘酢の汁に、つるつるの細いブンがうまーい!
汁やお肉が冷めるとおいしさ半減なので、持ち帰ったらすぐに食べた方がいいね。
2軒のブンチャーを食べ比べてみた
近所では、わりと狭い範囲に4軒くらい固まって、ブンチャー屋がある。
なぜか同業店が固まる、ハノイあるある。
そのうち、向かい合って営業している2軒のブンチャーを、別々の日に食べ比べてみた。
店の写真はないけれど...
1軒目は、きむつじむざん的帽子が渋い、おっちゃんの店。
2軒目は、店頭が、炭火焼きの煙できたなシュランばりに真っ黒な、小さな店。
ここからは、食べ比べ。
左が1軒目のむざんの店、右が2軒目の店で。
どちらもお値段は、35kドン(約175円)。
つけ汁は、むざんの方が甘味強め。
野菜の切り方もちがうね。
豚バラ肉は、どちらも甘じょっぱいのは基本だけど、焼き加減も味付けも全然ちがった。
むざんの方はニンニクが超効いてる!
2軒目の方は、かなりこんがりで、ニンニクは感じない。
豚つくねは、見た目も大きさも全然ちがう。
むざんの方は、つくねもガツンとニンニク味で、小ぶり。
2軒目の方は、濃いめの甘辛味で青ネギが効いてた。
我が子は、むざんに一票。
ブンチャーのお肉でこんなにニンニク味を感じたのは初めて。
全体の味も、かなり濃かった。
おっちゃんが、むざん型の帽子なだけある(笑)。
私は、2軒目に一票。
お店の真っ黒具合に反して、優しい甘辛の豚バラもつくねも、丁寧な仕事だと思った。
麺もお肉も、全部計量して袋に入れてた。
ちなみに、この日記に何度か書いている、スアンジウ通りのいつものブンチャーの方が、甘味控えめで好きだな。
豚つくねのあらびき具合も、食感良し。
今更だけど...
ブンチャーってかなり型の決まった食べ物だけど、お店によって、味が違うものなんだね。
ちなみに、有名店でブンチャーを食べたいなら、オバマ大統領が来店した、Huong Lien(フオンリエン)がお勧め。
カニの入った、でっかい揚げ春巻きも絶品。
近所の他のブンチャーも、どう違うのか、気になる。
なお、私は鬼滅、全然見てない。
子どもが「むざんの帽子だー!むざんの店だ!」って言うんだもん。
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