夏は蓮の季節。
街のあちこちで、蓮の花束を見かけるようになった。
先日、今年初めての蓮の花束を買ってみた。
蓮の花束は5月から7月くらい
ベトナムの国花の蓮。
北部ハノイでは、5月くらいから街で花束が出始める。
すっかり真夏になった6月頭、近所をぶらぶらしていたら...
にぎわっている、蓮売りのバイクに遭遇。
もしかして、お安いのかな?
蓮の花托(かたく)だけの束も売ってる。
私は花束がほしいな。
チオーイ、(花束を指差して)バオニューティエン?
(お姉さんすみません、いくら?)
「ナンムーイ(五十)」との回答。
横で別のお客さんが「バーラム!(三五)」とねぎってるなあと思いつつ、そのまま50kドン(約250円)で購入。
※ベトナムドンは桁が多いので、千(ギン)などを省略して、値段を言うことが多い。
バーラムは直訳すると三五だけど、この場合は35,000=3万5千ドン。
省略なしで言うと、バー(三)ムイ(十)ラム(五)ギン(千)。
長〜い蓮を花瓶へ飾る
5月に別の市場で買おうとした時は、130kドン(約650円)より下がらなかったので、50kドン(約250円)なら、満足。
それにしても、蓮の花束は長い。
約80cmもあるので、これを買ったら買い物終了、即帰宅(^^;)。
そのまま生けた方が、蓮にとってはいいのかもだけど、うちにそんな大きな花瓶はない。
キッチンばさみで、茎をガッツリカット。
蓮の茎の断面も、レンコンみたいに穴がいっぱい。
蓮の花束は、蓮の葉に包まれているのが、定番。
蓮の葉を広げて見たら、でっかい!
直径50cmくらい?!
花瓶...もとい、お酒のオマケのデキャンタへ。
高さと重さがちょうどいいと思って(^^;)。
花が開いたら、やや狭いかな?
立派な花托(かたく)も一本付いてた。
花托だけ買ってた人は、実を食べるのが主目的なのかな。
朝から少しずつ開く、蓮の花
蓮の花は、水揚げが悪く、切り花だとうまく咲かないこともある。
数年前に買ったとき、つぼみが固く閉じたまま、枯れたことがあった(泣)。
今回の蓮はちゃんと咲くかな?
5時半に目が覚めてしまい、見に行くと...
ふわっとつぼみがふくらんでる!
7時頃。
8時半頃。
ゆっくりと花が開いていき...
12時頃には、こんなに開いてくれた。
蓮の花は、やっぱりいいなあ。
形も色彩も、本当に綺麗。
近所で買えるなら気軽だから、また違う色や違う品種の蓮も買ってみよう。
去年は、タイ湖の蓮池にお花見に行って、帰りに白の八重咲の蓮を買ったな。
コロナが収まってくれたら、また蓮池にも行きたい。
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