休日の朝食にベトナム料理を(鶏フォー屋でマンベー)
冬から春先にかけて、路上の席で汁麺を食べるのにはまっていた。
けれど、6月以降は真夏になり、40度近い灼熱の日々で、朝の汁麺からはしばらく遠ざかっていた。
大雨のあとに涼しくなった7月某日、久しぶりに近所で鶏のフォー(Phở Gà)を買ってみた。
※前半、お頭付きの丸鶏出てきます。苦手な方は目次から後半へとんでください。
大雨のあと、近所の鶏フォー屋へ
今週のハノイは雨模様。
前日に大雨が降ったりやんだりしたら、超久しぶりに涼しい朝を迎えられた。
40度近い灼熱続きのあとでの雨は、ほっとする。
久しぶりに、あの鶏フォー屋へ行ってみよう。
朝7時台に行ったら、調理台には鶏肉がもりもり。
調理台の後ろには、立派な丸鶏(雄鶏)。
トサカ付きの頭にドキドキしつつも、「わあ、新鮮そう!」。
この鶏フォー屋では、乗せる鶏肉を部位で指定できる。
今朝は、まだ7時台だから、いろんな部位があるー!
鶏もも肉を指差して、フォー ドゥイガー(Phở đùi gà/鶏もも肉のフォー)をマンベー(Mang về/持ち帰り)で注文。
このお店は客席のほとんどが路上。
コロナ対策で、路上での営業はかなり縮小中。
調理台の前には、マンベーセット(持ち帰りセット)がずらり。
有料のトッピングは…
クァイ(Quẩy)こと、揚げパン(油条)。
指差し注文で、これも追加。
一人前は3本。
無料のトッピングは...
チリソース。
...は、ホンカンニャー(いらないねー)。
チャイン(Chanh)こと、ベトナムのライム。
...は、フォーには必須!
指差して、袋に入れてもらった。
おうちで食べる、熱々フォー
鶏もも肉のフォー、揚げパンを付けて、50kドン(約250円)なり。
近所なので、麺とスープを同じ容器に入れてもらった。(別々もできる。)
以前はスープも袋で持ち帰りが多かった。
店内飲食禁止があった影響か、器がない場所でも食べられるよう、プラ容器を使う店が増えた気がする。
ふたを開ければ、熱々の鶏フォー。
いただきまーす!
まずは、澄んだスープをひと口。
鶏出汁に、ふわっと奥に生姜が香って、しみじみうま〜。
米粉の平麺・フォーは、少しの間スープに浸かっていたのもあって、超柔らかい。
滑らかで柔らかいフォーが、スープとよ〜く馴染んで、おいしい。
お店では普通は乾麺ではなく生麺を使う。
生のフォーは腰はゼロ。
ぷつぷつ切れちゃうから、れんげに乗せて食べるのが正解。
香草もいろいろ入ってる。
青ネギ中心で、タイバジルとパクチーが少しずつ。
歯応えがあるけど、旨味たっぷりの鶏もも肉。
皮もぷりぷり。
針のような細切りのラーチャイン(Lá chanh/チャインの葉)と一緒に食べれば、柑橘の香りがよく合う。
チャインもしぼって...
クァイをスープに浸して...
じゅわっと、うま〜。
揚げパンを付けたら、お腹超いっぱい。
ごちそうさま。
このお店では、ミエンガーこと鶏春雨ばっかり食べていたけど、鶏フォーもおいしいね。(鶏フォー屋だから当然。)
持ち帰りなら暑い時季でも食べやすいし、また、早めの時間に、鶏もも肉狙いで行ってみよう。
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