ハノイの日系スーパー〜ある日の普通の買い出し(キンマー)
我が家はだいたい、週に一度、まとめて食材の買い出しをしている。
よく行くエリアは、外国人が多く暮らすスアンジウ周辺と、日本食店が多いキンマー・リンラン周辺。
今日は、キンマー周辺での、いつものなんてことない買い物を、日記に残してみようと思う。
(写真は一部、別の日のものもあります。)
さいこうは最高!(537 Kim Ma)
我が家がキンマーエリアに行くときは、だいたい食事が目当てで、ついでにスーパーというパターンが多い。
夕飯の後にほろ酔いでスーパーに寄ることも多々あるけど、この日は休日ランチと買い出し。
タクシーで、さいこう(537 Kim Ma)へ。
ベトナム人経営のお寿司メインのお店。
店名は不思議(笑)だけど、清潔で居心地のいい内装と、手堅いメニューの素敵な日本食。
ランチメニューが安くて豊富。
お寿司やお刺身のセットで145k+VAT10%(約800円)から。
光っちゃって一部見えないけど、メニュー写真↓
お寿司系以外のランチも豊富。唐揚げや生姜焼きのセットは、115k+VAT10%(約650円)。
店員さんも日本語で対応してくれる。
今日はなににしようかな〜。
「今日はマグロ、アリマセン。」
土日だと、マグロがヘッゾイ(品切れ)なことが時々ある。
でも、さいこうをチョイスした時点で、すっかりお刺身の口になっている。
まあ、マグロの代わりに何かいいお魚を入れてくれるだろう。
3人分のオーダーを済ませて、待つことしばらく...
私は、刺身セット。
マグロの代わりに白身が入った。ラッキー!
つやつや白ご飯に、パリパリのサラダ、茶碗蒸し、おいしい冷奴、味噌汁、漬物、水菓子付き。充実のセット。
夫は、海鮮漬け丼セット。
バラチラシみたいになってて、食感が楽しそう。
サイドメニューはどのセットも同じ。
子どもは、寿司セットをサビ抜きで。
...って、もう2貫食べてる!早っ!
ねえ、消えた2貫のネタはなんだったの?
寿司は小ぶり。
全部、約800円〜850円。お茶はサービス。
驚きのコスパ!
レギュラーメニューからも注文できる。
お寿司、お刺身以外の普通の炒め物なんかもおいしい。
夜来るときは、冷えたチュックバックビアで、ハツピーマン炒めや、サバの押し寿司などを楽しんでいる。
おいしゅうごさいました。
今日はがんばって?昼からのビアは回避!
さて、スーパーで買い出しするか。
日系スーパーの富分へ(535 Kim Ma)
スーパーは、さいこうのすぐお隣。
ハノイで貴重な日系スーパー、富分(とみぶん)。
サービスアパートのDMCのビルに入っている。
同じビルに、スーパーと同じ経営の、居酒屋「お富さん 」も。
この界隈は、他にも日本食レストランが集まっていて、
- お好み焼きの千房
- 釜飯と串物のちょうちん(千房と同じビル)
- 炭火焼鳥の炭ぼうず
- 焼肉櫻、モツ焼き小櫻
- 創作居酒屋のやんちゃ
などなど、最強の布陣。
日本っぽさがいっぱいのスーパー
入口のロッカーに荷物を預けて、店内を物色。
野菜コーナー。
個別に包装&値付けされてる。
手書きの「やさい鍋セット」とか、POPも日本らしさ満載!
日本から見たら、↑がフツーだと思うけど、
ハノイのフツーはこっち↓だから!
お豆腐コーナー。
日本人の口に合う、「Vi Nguyen」が充実。
手前右の黒の「ひややっこ豆腐」(28k-約140円)が、濃厚でおいしい。
ローカルだと置いてない場合が多い。
真ん中の島は総菜コーナー。
唐揚げ、卵焼き、お弁当など、「お富さん」で作ってるお惣菜が買える。
複数の日系ベーカリーの惣菜パンも置いてる。
我が家は翌日の朝食用にパンを買っていくことが多い。
冷凍食品や、精肉も、日本人向けの品揃え。
卵は生食できるものを、2種置いてる。
お店のブランドの「富tamago」と、以前からの定番の「もちもち卵」。
生鮮食品以外は、日本からの輸入品もあるけど、ベトナムで普通に流通している品から日本人向けにチョイスしている印象。
ジャワカレーは、日本版と海外版が共演。
日本版は129k-約650円。
海外版は89k-約450円。
ベトナムは、輸入品への関税が高い。
日本からの直輸入品は、だいたい2〜3倍の価格。
でも、お金を出せば買えるというのは、とてもありがたい。
この日の戦利品。
いつもより真面目に買い出し。
日本からの輸入品は、
赤いきつね(関西版)、うなぎ、納豆、油揚げくらい。
ウィンナーは、日本ハムがシャウエッセンと同じ配合で作ってるらしい「Parit」。
しらたきとこんにゃくは、豆腐と同じ「Vi Nguyen」のもの。
お米も、ベトナム生産。
おいしい日本米、あきさかり。
1kgにつき60k-約300円で、2kgと5kgがある。
よくあるベトナム産コシヒカリに比べたら高いけど、我が家はもう他のお米に戻れない...。
本店は、米&米粉パンのRiz Auster(649 Kim Ma, V-Tower)。
おまけ〜買い集めた品で
子どものリクエストをかなえるべく、
この日+スアンジウの買い物+αで、がんばった。
練り物セットは友人に教えてもらって、さかな屋hanoiに電話でデリバリー。
大鍋で、ガッツリおでんだ!
欲を言えば、厚揚げとがんもも欲しかった。
厚揚げなら、お店によっては、「Vi Nguyen」のものが置いてある。
スポンジを焼いて、
いちごがなかったから、マンゴーで...
ハッピーバースデー!
君の人生で一番長く暮らしてる街って、ハノイなんだね。
ハノイでは、日本のものが手に入る。
手に入る場所を把握の上で、何箇所も周ったり、デリバリーを駆使すれば、だけど。
ハノイで日本らしい食生活を送るのは、可能だけど、簡単ではない。
それでも、一番ほっとするのは食べ慣れたものだから、選択肢があるなら、我が家は日本と同じようなご飯で暮らしたい。
4年前にはなかったものが、段々手に入るようになってきた、ハノイ。
そして、手に入れる手段をいくつか得てきた、自分。
時の流れを実感した、5年目の春でした。
富分2号店(スアンジウ店)のお話。よろしければ、こちらも。
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