ベトナムの焼きフォー「フォーサオ」に挑戦
ベトナム料理と言えば、フォーが有名だけど、今日は汁麺じゃないフォーの話。
ハノイには、フォーの麺を炒めて食べる、Phở xào(フォーサオ)と言う料理がある。
専門店もあるけれど、ひとまず近所の牛フォー屋で挑戦してみた。
そうだ、フォーサオも食べておこう
つい先日、ベトナム焼きそばのMì xào(ミーサオ)を食べたわけなんだけど…
今度は同じお店で、焼きフォーのPhở xào(フォーサオ)を試してみることに。
近所のお店だと、ミーサオもフォーサオも、麺以外は全く同じっぽいけど。
何度もリピしているので、そろそろお店のお兄さんに覚えられた気がする…。
お兄さん、今日も調理風景撮らせてね~。
チョトーイ、モッ フォーサオボー、マンベー。
(すみません、牛のフォーサオ1つ、持ち帰り。)
大鍋で舞い踊るフォー
まずは、フォー(生麺)を大鍋へ投入。
さて、柔らか~いフォー(コシはゼロ)がここからどうなる?
長くて太い箸で、フォーを高く持ち上げながら、ジャッジャッと炒めていく。
油が回ってほぐれてきたら、ベトナム大豆醤油のXì dầu(シーザウ)で味付け。
更にベトナム魚醤のNước mắm(ヌクマム)も少々。
お兄さんの見事な手さばきで、フォーが宙を舞い、香ばしい匂いが漂う。
最後はこんがり焼きつつ、鍋を回してフォーを何度がくるっと返す。
油と調味料がよく絡みつつ、表面はこんがりいい色に。
焼けたフォーを、トレイに盛り付け。
フォーが焼けたら、今度は具材を炒める。
ざっくりしたお店に見えて、牛肉はきっちり計量。
ミーサオと同じく、牛肉と野菜を炒めて、ゆるめにとろみづけ。
フォーの上に、炒め物をたっぷり乗せて、できあがり~。
実はリベンジ。フォーサオを実食!
実は、もう少し前に、別のお店でフォーサオデビューしてみたんだけど、正直イマイチだった。
さて、このお店のはどうかな?
漬物や炒め物は、ミーサオと同じ。
きゅうりの漬物は、にんにくの効いた、塩味ベース。
炒め物は、しゃきしゃきの小松菜、玉ねぎ、にんじん、トマトに、牛肉で、旨味たっぷり。
もりもりの野菜の下から、炒めたフォーを発掘。
熱々もちとろ!
お兄さんがほぐしながら焼いてたけど、持ち帰るわずかな間に、しっかりくっついたな(^^;)。
こんがり焼いたのはいきていて、醤油の香ばしい風味。
食感は、焼うどんよりもソーメンチャンプルーよりも、かなり柔らかい。
個人的には、ミーサオの方が好きだけど、フォーサオの優しいもちもち感も悪くない。
フォーサオ専門店なら、更においしいのかな?
ハノイ旧市街なら、「Pho Xao Phu My」が有名。
普通のフォーサオは、餡掛け柔焼きそばだけど、餡掛け揚げ焼きそばな、フォーザンチュンもおいしい。
機会があれば、変わり種フォーもお試しあれ。
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