休日の朝食にベトナム料理を(しくじり編)
ベトナムのローカルフードに積極的にトライするようになってから、まだ半年強。
ベトナム語も話せず、もともとベトナム料理に詳しいわけでもない。
ローカル店は、メニューに写真もなくベトナム語オンリー。(なんならメニューがない。)
手探りの日々で、「こんなはずじゃなかった!」ネタもたまってきたので、徒然に書いてみる。
お粥にそんなジャンルが!
私はお粥が好きだ。あと、鶏肉も大好きだ。
ベトナムでも朝食にお粥を食べる。
けれど、近所のお粥屋は豚のモツと血のお粥(Cháo Lòng)か、豚軟骨のどろどろ系お粥(Cháo Sườn)ばっかり。
鶏粥が食べたいけど、あんまりメジャーじゃないのかな?
...
おっ!ここはいろんなお粥ありそう。
Cháo Thịt Gàって、鶏肉粥ってことだよね?
ひとつ、持ち帰りでくださいな〜。
お店の人は、小鍋にお粥を一人前入れて、鶏のひき肉をそこへ投入。
あれ?ひき肉なの?
他の具材も細かそう。
鶏肉粥の小サイズ、15kドン(約75円)なり。
いただきまーす!
...味、薄い。
なんか野菜のペースト的なのも混ざってるな。
あまりにもパンチがないので、塩と胡椒をがんがん足して食べた。
後日、お店の調理台をよく見たら...
前面に赤ちゃん。
まさかの離乳食用のお粥専門店だった!
どうりで、細かい具材に健康的な薄味(^^;)。
具材の種類は豊富で...
エビ、魚、ハマグリ、牛肉、豚肉、鶏肉。
ベトナムらしい、田ガニ、田ウナギ、烏骨鶏、カエルなんてのもあった。
結局、近所に鶏粥の店はなく、お粥専門のチェーン店でごちそうな鶏粥をデリバリーした。
「増えるワカメ」ならぬ...
近所のローカルの麺屋は、市場のお客がメインなので、朝しか営業しないお店も多い。
おいしい汁麺を、朝食だけと言わず、お昼にも食べたい!
ある朝、お気に入りの鴨肉の春雨麺を持ち帰り。
持ち帰りだと、普通は麺とスープは別々にしてくれる。
さて、お昼。
具入りのスープは鍋で温めて...
春雨も、スープの中で軽く湯がいて...
丼に盛り付けて、いただきまーす!
このキクラゲ入りの鴨肉団子がおいしいんだよね〜。
春雨、ちょっと柔らかいけど、おいしい!
...のは、いいんだけど、食べても食べても減らない。
のびまくって、めっちゃ増えてる〜!
春雨麺のMiến(ミエン)は乾麺。
お店で買ったときに、さっとゆがいてくれたんだけど...
すぐ食べないなら、乾麺のままで買えばよかった(^^;)。
すぐ食べないなら、米粉の生麺のPhở(フォー)やBún(ブン)の方が向いてる。
フォーやブンの生麺は、ゆでる必要なし。
あったかいスープに入れて、軽くほぐせば食べられる。
教訓:春雨麺のミエンは、持ち帰ったら即食べか、お店で楽しもう。
わからないときにYesと言ってはいけない
リピしまくっている、近所の鶏フォー専門店にて。
鶏もも肉の春雨麺こと、Miến đùi gà(ミエン ドゥイガー)を3つ注文。
...したんだけど、お店のおばさんがヘッゾイ(品切れ)って言ってる。たぶん。
私はベトナム語は話せないので、全部推測。
「代わりに〇〇でいいか?」って聞いてる気がしたので、首を縦に振ってYes。
〇〇が何かわからなかったけど。
一家3人で行って、2つは鶏もも肉のミエンが来た。
3つ目には、鶏胸肉とナゾの部位。
なにはともあれ、いただきまーす!
汁と麺と鶏胸肉はいつも通り、おいしい。
そして、ナゾの部位...
え?! 苦い!
どこかわからないけど、内臓だよね?
臭みはないんだけど、後味が苦い〜。
鶏胸肉だけでよかったのに(泣)。
メニューのどれなのかもわからないけど、お店の人的にはわりと推しの部位らしい。
この後も、目当ての部位が品切れのときに勧められたけど、首を反射的に縦に振るのはやめた。
ショーケースを見て、食べたい部位を指差し注文してる。
夫「海外でわからないときは、基本はNoだ!」
その通りでございます...。
この件に限らず、よくよく確認すると、けっこう想定外なご提案多いんだよね(^^;)。
いろんなしくじりはあれど、まだまだローカル朝ごはん探検をつづけたい。
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