ベトナムで「バイン」な食べ物1(朝ごはん編)
ベトナムには、バインミーの他にも名前に「バイン」とつく食べ物が数多ある。
Bánh(バイン)の漢字は「餅」。
日本人がイメージするおもちではなく、粉物全般に幅広く使われているイメージ。
ハノイの街で食べた、バインなものを貼っていく。
- 朝ごはんに食べた、いつものバイン達
- Bánh giò(バインゾー)
- Bánh bao(バインバオ)
- Bánh cuốn(バインクオン)
- Bánh khúc(バインクック)
- Bánh đa(バインダー)
- Bánh mì / Bánh mỳ(バインミー)
- 詳しい実食体験談はこちら
朝ごはんに食べた、いつものバイン達
近所の市場にて、頭にバインがつく食べ物をひとまとめにした看板。
看板の上から順に...
Bánh giò(バインゾー)
Giòは、皮なしのあらびきソーセージ的なものを指す時に使われている印象。
バインゾーは、ひき肉キクラゲ 炒めの入った、ぷるぷるの米粉&タピオカ餅。
お餅のとこは、お粥ゼリー的な感じで、朝の胃に優しく入ってく。
Bánh bao(バインバオ)
Baoはたぶん「包」かな?
バインバオは、ベトナムの肉まん。
ひき肉キクラゲ 春雨の餡に、たいていうずらか塩卵(アヒルの卵黄の塩漬け)が入ってる。
日本の肉まんと似てるようで、風味はエシャロットとヌクマムなとこがベトナム。
Bánh cuốn(バインクオン)
Cuốnは「巻く」という意味。
冒頭の看板のようなお店だと、こういう作り置きだけど...
Banh Cuon Nongと書いてある飲食店なら、できたて熱々を食べられる。
バインクオンは、米粉生地の蒸し春巻き。
中の具は、またまたひき肉キクラゲ 炒め。
熱い甘酢だれに付けて、香草とともにいただく。
他にも定番のバインはまだまだある。
Bánh khúc(バインクック)
Khúcはハハコグサの一種。
バインクックは、中にしょっぱい草大福が入った、おこわおにぎり。
クックのお餅の中は、塩味の緑豆餡と塩漬け豚。
ごまピーナッツ塩をかけていただく。
おいしいけれど、朝ごはんにはわりとヘビーだった。
夜食としても定番。
Bánh đa(バインダー)
Bánh đa自体は、麺の種類。
バインダーは、米粉にサトウキビの汁を混ぜた、茶色の乾麺。
干してあるので、同じ米粉麺のフォーやブンよりコシがある。
北部のハイフォンが本場。
私が食べたのは揚げ魚と合わせたものだけど、カニと合わせて食べるBánh đa cuaが定番。
Bánh mì / Bánh mỳ(バインミー)
日本でも有名な、バインミー。
Mì / Mỳは小麦麺や小麦粉でできたものを指し、バインミーはパンそのものも指す。
バインミーサンドイッチは、いろんな具材があるけど、パテとなますと香草が入るのが特徴。
フランスの置き土産がしっかりベトナム流にアレンジされた食べ物。
ハノイ旧市街の名店、Banh Mi 25のポークのタップカム(五目)が恋しい。
お店自家製のパテやチャーシューや腸詰と、さっぱりなますにパクチーが、夢のハーモニー。
詳しい実食体験談はこちら
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この日記に貼ったものは、あくまで私が食べたもの。
ベトナムのバイン物はまだまだ山ほどあるけれど、長くなってきたので分けます。
今日はこの辺で。
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